インフルエンザの症状や特徴まとめ…二次感染にも注意!

風邪

実際にインフルエンザにかかった時に病院で先生に言われた事や、周りから聞いて知っている事、ネットで調べてわかる事などを自分なりにまとめてみました。

冬になるとインフルエンザや風邪にかかる人は急増します。少しでも正しい知識を持って接すれば被害が抑えられるので、目を通してみて下さい。

繰り返しますが、私は専門家ではないので100%正しいと保証は出来ません、もし間違っている点がありましたらSNSや「問い合わせ」から指摘して頂ければ幸いです。

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インフルエンザの種類

インフルエンザの種類は大きく3種類に分かれ、A型とB型とC型があります。一般的に毎年流行しているインフルエンザはA型です。

A型の特徴

毎年一番流行するインフルエンザがA型です。インフルエンザの中でも一番感染力が強く、症状も重くなることが多いので注意が必要です。最悪の場合、死に至ることもあります。

A型は変異するウイルスなので感染の流れで他のウイルスと合体し、さらに強いウイルスへ変化しながら感染していくので、ワクチンを打っても効果がすぐに切れてしまい、A型にかかってしまうこともあります。

A型に感染してしまうと、潜伏期間は1~2日とかなり短期間なのでインフルエンザの時期に少しでも体調がおかしいな、と感じたら早めに病院に行くのがオススメです。

感染時期は12月~2月くらいで、冬に流行することが多いです。

B型の特徴

B型はA型よりも症状は軽く、爆発的な流行をすることはあまりありません。A型よりもウイルスが弱いので対策をしていれば悪化せずにすぐに治ってしまいます。

B型はA型のインフルエンザの流行時期が終わった辺りから流行し始めるので冬~春にかけて注意が必要です。

C型の特徴

C型のインフルエンザは一般的にあまり知られていませんが、C型は感染してもほとんど症状がありません。

C型は大体4歳以下の幼児に感染します。感染しても特に風邪の症状と変わりないし重い症状が出るわけでもないので、特に心配はいらないと思います。

インフルエンザC型にかかった後は身体の中で免疫が作られ、その免疫は一生継続されると言われています。感染しても気がつかない人がほとんどだそうです。

C型の感染時期は特にないようです。

インフルエンザの症状

インフルエンザに感染したら早めに病院に行くのが一番ですが、風邪の症状とよく似ているので気がつかない人も多いのが難しい所です。

そこで、ここではインフルエンザにかかったときの主な症状を書いておきたいと思います。これが何個か当てはまったらインフルエンザを疑った方が良いです。特に高熱が出た時はとりあえず疑った方が良いと思います。

  • 急な高熱(38度以上)
  • 関節痛
  • 悪寒
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 咳、くしゃみ
  • 下痢

これらの症状がインフルエンザの症状です。普通の風邪と比べて大人は全身の倦怠感が強いので、高熱が出て身体の節々が痛くなったり倦怠感が出たらすぐに病院へ行った方が良いでしょう。

子供の症状

大人は自分で症状が分かるのでおかしいと思ったらすぐに病院に行けますが、子供の場合は訥言元気がなくなったりして、しかも幼児になると言葉で上手く説明もしてくれないのでわからないことが多くなります。このせいで焦るお母さんも多いと思います。

基本的に大人も子供もインフルエンザの症状はほとんど一緒で、風邪とは違って全身症状が強く出ます。ですが、大人と違って子供はインフルエンザにかかったら特に高熱に注意が必要です。

子供にすぐ解熱剤を使うと合併症を引き起こす可能性があり危険!

高熱が出たからと言ってすぐに解熱剤を使わないようにしましょう!解熱剤は合併症を引き起こす可能性があるからです。

インフルエンザに感染した幼児の症状が重くなったときに、合併症にかかりやすくなります。子供は大人よりも合併症を引き起こす可能性は高いので注意が必要です。

子供がかかりやすい合併症はこれだけあります。

  • 中耳炎
  • 熱性けいれん
  • 肺炎(気管支炎)
  • インフルエンザ脳炎・脳症

特にインフルエンザ脳炎・脳症は、インフルエンザが重症になったときにけいれんや意識障害を起こす合併症で、解熱剤を使うことで悪化させる可能性があるので使わないように気をつけましょう。

高熱が出て、けいれんを起こしたり意識障害が出た場合は病院へ。夜中の場合は夜間診療にすぐに見てもらいましょう。

子供は急激に悪化するので早めに病院へ行くのが一番です。おかしいと思ったら早目に連れて行きましょう。安心をお金を出して買うと思えば良いんです。子どもが危険な目にあうよりよっぽど良いと思いませんか?

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予防接種の費用など

インフルエンザの予防接種はインフルエンザが流行する1ヶ月くらい前(11月頃)から行っているところが多いです。

予防接種の費用は大人で大体3000~5000円くらいで子供が2000~3000円くらいとなっています。病院や保健所等で予約をしてから接種が受けられます。

金額に関しては、病院や地域によって値段は前後すると思います。

13歳未満のインフルエンザの予防接種は2~4週間の間を開けて2回摂取するのが原則となっています。13歳以上の大人は大体1回の予防接種で済むことが多いです。

予防接種は効果があるのか

インフルエンザにかかっても軽い症状ですむように予防接種を受ける方は多いと思いますが、実際にインフルエンザの予防接種を受けてもインフルエンザにかからないとは限らないです。

予防接種をしたからと言って、不健康な生活を送っていれば抗体も弱くなってくるのでインフルエンザにかかってしまいます。

私は予防接種を一度も受けたことはないですが、インフルエンザに一回もかかったことはありません。健康な生活を送るのが第一だと思います。

なので個人的にはインフルエンザワクチンは、絶対に打つ必要があるわけではないですし、副作用のことなんかも考えるとあまり打たないほうがいいのかなとも思います。もちろんこれは個人の価値観によるので、各々が自分で考えるべき点ではあると思います。

予防接種をしたほうが良いのは抗体が少ない幼児やお年寄りじゃないかなと思います。少しでも発症や重症化を避けるためには必要じゃないかな…?

ですが一部の専門家の方は「予防接種を打つ必要はない」と明言している方もいらっしゃいます。

とりあえずやっておくべきなのか、それともこういう情報を信じるべきなのか、一般人としては何とも言えない部分ですねここは…。

インフルエンザになったときの過ごし方

インフルエンザになってしまったらとにかく感染者を隔離します。とくにA型のインフルエンザだとかなり感染力が高いので家族全員に感染ってしまい、家族全員ダウンすることになってしまいます。

そして、隔離したらまずは部屋の換気。部屋の空気を入れ替えてなるべくウイルスを部屋に残さないようにしましょう。

次に部屋の加湿。ウイルスは乾燥すると増えていくのでとにかく加湿をし、50~60%を維持するように設定します。

隔離している人の部屋には加湿空気清浄機などがあると一番良いかもしれないですね。

そしてインフルエンザにかかってしまった人も、お世話をする人も常にマスクはつけましょう。インフルエンザは飛沫感染するので、出来るだけ同じ空気を吸わないようにすることが大切です。

感染者とはなるべく接触しないようにして、タオル等も共有しないようにすることが大切です。看病するべき人が倒れたら本当に大変な事に大変になりますから、二次感染を引き起こさないように最大限注意しましょう。

インフルエンザ患者の食事

インフルエンザになってしまったら、平常時に食べているような食事は摂れないと思います。なので、無理に食事は摂らせず水分補給をしっかりとする事を優先しましょう。

お水や白湯、ポカリスエットなどとにかく飲めるものをたっぷりと飲むことが大切だそうです。

少しずつ食欲が出てきたら、消化の良い物を与えましょう。スープやヨーグルト辺りから始めて少しずつおかゆやうどんなどに切り替えていくことが大切です。実際にうちの旦那が早く元気になろうとして早々と固形物を食べた結果、ずっともだえ苦しんでいました…。

無理に食欲がない時に食事を与えても嘔吐したりする可能性もあります。嘔吐を繰り返すと脱水症状になる危険性もあるので「少しずつ」がポイントです。とにかく最初は水分補給が大切なので、お水や白湯から徐々に与えましょう。

下痢や嘔吐で脱水症状になる心配がある場合には、水ではなく大塚製薬のOS-1がオススメです。

この経口補水液は市販でも売っていますが病院でも売っているものなので、脱水症状になったときはすぐに購入できるのでオススメです。またこちらは胃腸風邪の時にもよく推奨されるものですので、過去に紹介した事もあります。

ただしこの経口補水液は、あくまで病気時の緊急用として飲むべきもので、普段から飲んでいたら塩分がトンデモナイ事になるので、普段から飲むのはやめた方が良いそうです。

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インフルエンザの治療

インフルエンザの治療は、風邪の時の治療と一緒で基本は安静にして水分をしっかりと摂り寝ることです。

ですが、悪化した場合などは薬を使って治療をします。実際にWEB論の管理人がインフルエンザのA型にかかって、薬をもらって治療をしていました。参考にどうぞ

インフルエンザはタミフル、というイメージがあったのですが今ではインフルエンザのA型では吸引するタイプのイナビルという薬をもらうことが多いみたいです。

ただ、これは吸うことができる年齢からしか使えないそうなので乳児になるとまた別の薬が処方されるかと思います。

インフルエンザの検査の方法

インフルエンザか風邪かどうかを調べるために必要な検査を病院へ行くとやってもらえます。

検査方法は少し長い綿棒で鼻の奥の粘膜をこするだけ!後は10分~15分待てば結果が出るので陽性か陰性か聞くことができます。

大体大人も子供もこの方法で検査することが多いと思います。

ただ、子供の場合は鼻の奥に綿棒を挿すと痛いから…という理由で自分でティッシュに鼻をかませて、それを綿棒で拭い取って検査をしてくれる病院もありました。

検査方法はとても簡単なのですが、インフルエンザを発症してから12時間以上経っていないと陽性反応が出ません。なので、体調が悪くなってから検査へ行って陰性が出てもインフルエンザの疑いがある場合は、また検査をしに病院へ行かなくてはいけなくなることもあります。

出席停止日数について

インフルエンザにかかると、感染を広げないために出席停止期間があります。

大体幼稚園児や学生の場合、インフルエンザが発症した日から1周間は出席停止になります。順調に3日位で解熱をすれば解熱から3日後には登校可能となります。

学校によってはインフルエンザが治ってから登校する際に医師の登校許可証が必要となるところもあります。

インフルエンザにかかった場合、休むのは「自身が辛いから」ではなく「周りに感染させないため」である事を覚えておいた方が良いでしょう。これは会社で部下がインフルエンザになった時にも必ず伝えておいた方が良いと思います。会社内で感染したら業務に支障をきたすので、無理に出社させるべきではないでしょう。何日か休ませてあげて下さいね。

インフルエンザにならないために

インフルエンザは予防接種を受けることで多少は感染を防ぐ事はできますが、完全に防ぐことはできないので日頃からインフルエンザにかからないために予防をすることが大切です。

インフルエンザにかからないためにすることは外から帰ったら手洗いうがいを必ずすることが大切です。

そして外に出るときにはマスクを着けましょう。インフルエンザのウイルスは飛沫感染と空気感染なので、ウイルスを吸い込まないようにマスクは必須です。

マスクはウイルスを吸い込まないようにするための予防でもありますが、乾燥した空気から鼻や喉を守るためにも活躍してくれるので冬の寒い時期にはマスクは重要です。

日常生活で出来ること

そもそもインフルエンザにかからないためには、日常生活から見直すことが大切。不健康な生活を送っていて身体が弱っていたらインフルエンザに限らず病気にかかりやすくなってしまいます。

まずは、バランスの良い食を摂るように心がけましょう。特に風邪などにはビタミンが効果的と言われているので、冬は特にビタミンを摂取するのを忘れないようにしましょう!

次にたっぷりの睡眠をとるようにしましょう。寝不足になると身体が弱って免疫力も下がってしまいます。

結局健康な生活を送っていればインフルエンザ等の風邪や病気にかかりにくい身体を作ることが出来るので、誰もが子どもの頃に学ぶ普段からの手洗いうがい、健康的な食事などをしっかりすることが大切という事だと思います。

少しでも免疫力を高めておけば、いざインフルエンザにかかってしまった時も軽い症状で済む場合もありますし、普段の生活から見直すことも大切なのではないでしょうか?

以上です、専門家ではないので確実に総てが正しいとは思いませんが、実際に私が経験した事や調べた事をまとめておきました。少しでも参考になれば幸いです。

2015年も早速B型に感染しました

【でろりん追記】
2015年も早速僕がB型に感染しました。

症状は大体ここに書かれている通り、以下のものでした。

  • 吐き気
  • 頭痛
  • 寒気
  • 関節痛
  • 筋肉痛
  • 発熱
  • 朝に熱が下がって昼以降に上昇する
  • 熱の上下動が激しい

はっきり言ってこれだけ揃ってたら迷わず病院で「インフルエンザの検査をしてください」って聞いた方が早いです。今回最初から病院に行って、奥さんに「インフルエンザじゃないの?」ってずっと疑われてました。

でも先生は「喉風邪でしょう、様子見で」と軽くスルーしたので安心してたんですが、案の定二度目の来院で「もう検査してください」ってお願いしたら、即座に陽性反応出ました…笑

インフルエンザのB型なので、そこまでの高熱ではありませんが38℃前後をずっとウロウロしている感じでした…。

ってわけで皆さんも、今回紹介した症例に近い状況になったら、迷わず病院で「一応インフルエンザの検査してください」って聞いた方が良いと思います。二度行くの無駄なので…。