子供はすぐに大きくなるんだよ…!!
出産時の記事を書いてふと思い出したので、3歳頃の娘で一番困った事を挙げたいと思います。
僕が一番困った事は「子どもが歩かない」と言う事だった。これは子持ちなら少しは通った事がある道ではないだろうか!?
今回はこれについて我が家で対処した方法について紹介します。
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もくじ
子供を溺愛し過ぎてしまった
僕は昔から子供があまり好きじゃなかったんです。
でも自分の子供の場合は別ですよね…。それはやはり立会い出産をしたからなのかも知れません…。
これについては先日紹介したのでそれについてはこちらをどうぞ。
立会い出産を経て僕は子供を溺愛しました…紆余曲折あり、仕事を変えて独立もした事で家にいる時間が非常に増えたので、毎日子供と奥さんと散歩する毎日を送ってました。
散歩に行って1キロ以上歩いた上で公園で子供と遊び、そしてまた1キロ以上を歩いて帰る。そんな日々を過ごしていました。
こうすれば奥さんにとっても、ひきこもって仕事している僕にとっても良い運動になるし、当然子供にとっても良い運動になると思っていたんですね。
3歳の頃から歩かなくなった娘
だがここで一つ問題が発生します…。流石に数キロ歩いて公園で小一時間遊べば子供は帰りは疲れて寝てしまいます。
僕は勿論子供を抱きかかえて帰っていました。右手だけで持ったり左手だけで持ったりして「これは良い筋トレになるなー」と笑っていたのです。
だがそんな事ばかりをしていたので、気がつけば娘に「疲れたらパパに抱っこしてもらう」と言う事を習慣づけてしまいました…。
そして僕はその事を軽く考えてしまっていたのです…。
スポンサードリンク義父に指摘されて初めて気付く
妻の両親と一緒に出かけた際の出来事だった。
僕は嫁の両親と出掛けた際にはあまり子供の相手はしないように努めていました。それは「僕はいつでも相手出来るから、今日ぐらいは二人に敢えて任せよう」としていたのです。
これは娘にとっても良い経験のはず…だったんですが…。
娘はしばらく遊んでいた後、僕に引っ付いて「パパ抱っこ~」とずっと言っていました。
歩かせようとしても泣き出してしまい。僕が「しょうがねぇなぁ」と抱っこしてしまいました。
その結果、僕が抱っこするまで泣きわめいて歩こうとしない娘を見た義父が「おいでろりん、お前甘やかし過ぎじゃね?」と突っ込んできました。
え!?そうなの!?∑(゚д゚lll)ガーン
そこで妻の追い打ち「パパがいない時はここまで甘えないんだけどね( ゚ω゚)」
お前もかブルータス!∑(゚д゚lll)ガーン
義父と妻に言葉の暴力(おおげさ)を浴びせられ、僕は娘を抱き抱えたままショックを受けました。
僕は娘を抱っこするのが大好きだったのです…筋トレにもなるし一石二鳥だと思っていた。
むしろこの抱っこの時こそパパの真骨頂…娘を上に放り投げて高い高いしたり、ジャイアントスイングしたり、力任せに遊ぶのは僕にしか出来ないからです。
娘は僕に高い高いされるのが大好きだった…。だからついつい僕はいつも抱っこしてしまっていたのだ…だがその僕の猫かわいがりが、娘を甘やかしていたとは…!!
そしてそれを義父に指摘されるのはともかく、嫁にも「パパが甘やかすからぁ~」的に言われてしまうとは…!!
気に入らねぇ…!(゚д゚)←負けず嫌い
って事でそこからは妻に「甘やかすのをやめる!!」と宣言し、僕達は「娘を独り立ちさせよう計画」を発動させたのです。
泣いても無視した
娘は完全に「パパが甘やかしてくれる」を既に覚えてしまっていた。一緒に公園に行っても、遊びに行ってもパパがいれば「抱っこが良い~!」と泣き出す癖がありました。
そして娘が泣き出すと僕がオロオロしだす「ああ慰めてあげたい!!」とソワソワ。立会い出産の時にも書いたが、僕は嫁や娘が苦しむのを見るぐらいなら自分が苦しむ方が楽なタイプです。
だがそれでは娘がダメになってしまうのだ…!!僕は心を鬼にしてその度にこう言って逃げた。
「パパは先に行くから娘ちゃんも早くおいでーε≡≡ヘ( ・(ェ)・)ノ」
そう、パパがいたら泣くなら逃げれば良いのだ!いやマジで。
その間にママが「ママは力ないから抱っこできないもん、娘ちゃんパパの所に行こう?」と声をかけて渋々歩かせる。泣きながら歩いて頑張ってパパの所にまで来る娘。
ああ…抱きしめたい…!by Mr.Children
だがそこですぐに甘やかすのは厳禁。僕はある程度娘が歩いてきたのを確認するとこう言った。
「娘ちゃんここまで頑張っておいでーε≡≡ヘ( ・(ェ)・)ノ」←先に進んで逃げる。
娘はまたそこで泣き出すが、頑張って僕の所まで歩いてくるのである。だがこの距離はあくまで徐々に伸ばすべきであって、いきなり「ここまで来なさい!」って怒る事だけはしないようにしました。
そしてここでもまた松岡修造化ですよ。出産時に散々「頑張れ頑張れやれば出来るって頑張れ頑張れ!」って感じだったが、今回も「頑張れ頑張れやれば出来るって頑張れ頑張れ!」です。
そしていつもより長く歩けたら必ず最後は「よしよし頑張ったなー!」と抱きしめて僕は娘を褒めていた。BGMは勿論ミスチルの「抱きしめたい」でお願いします。
スポンサードリンクパパがいない時も徹底して歩かせた
妻によると、僕と一緒に出かけてない時も徹底して歩かせるようにしていたと言う。
僕抜きで、うちの母と買い物などに行くと、うちの母が「抱っこぐらいしてあげなよ」って言うが、嫁が断固拒否していたと言う。
こうやって徐々にですが、ある程度は必ず自分で歩く癖をつけるようにしていた。3歳ぐらいの頃は本当にそうやって苦労していたのを強く覚えています…。
そう3歳って頃はすぐに幼稚園に入れるのだ…だからそれまでにこの癖を直させようと頑張っていましたね…。
繰り返せばすっかり直る
これはもう本当に根気との勝負でして、最初は大変でしたが褒めていれば娘もちゃんと歩くようになってくれました。
「お、今日はここまで歩けたか偉いね~!」って褒めてあげるだけでも子供の反応は全く違う。
当たり前だけど怒ってても子供が良い反応を示すはずがないんです。出来ない事を出来た時はちゃんと褒めてあげる。それだけでも子供はモチベーションを高めて取り組んでくれます。
これについては似たような事をこれまた以前記事にしています。
3歳の頃は今と違って物分かりがあまり良くなかったから言葉じゃ理解してくれなかったし、この頃はまだこの「前も頑張ったらできたろ?」攻撃が使えないので、最初の一回目は本当に身につけさせるために苦労するかも知れません。
ですが一度「頑張ったら褒めてくれる」ってなれば子供はそうそう嫌そうな顔をしませんよ。一緒に頑張って、ちゃんと出来たら褒めてあげるのは本当に大事だと思います。
また個人的には「失敗してもチャレンジしたら褒めてあげる」事を幼児には意識して接しています。
5歳になった今はもう…
先日一緒に出掛けた際にいきなり抱き上げて「ひゃっふー!ε≡≡ヘ( ・(ェ)・)ノ」と走って遊んであげていたんですが、走っている時は良いんですけど、そのまま抱っこしたままにしてたら「自分で歩けるから降ろして!」と娘に怒られてしまいました。
そこで気付いてしまったんです…「ああ、もう抱っこして歩く事は出来ないのね…(´・ω・`)」と。
親としてはやっぱり寂しいです、でもいつまでも抱っこして親に甘える子供になるよりは、この方が子供の将来のためにはなると僕は思っています。
親離れ子離れは早い方が良いとも思いますし…。
ましてや僕は子供大好き過ぎて過剰に愛情表現するタイプですので、この程度で愛情表現が足らなくなるとは思っていません。
今でも唐突に抱きかかえて振り回したりはしてますし(笑)
でも二度と昔みたいに抱きかかえたまま歩いて帰る事はないんだなぁと思うとパパンはちょっと寂しいです…子供が大きくなるのは早いなぁ…。
今回のまとめ
- 泣いて歩かない子は放置で良い
- ちょっと離れて「ここまで来たら抱っこしてあげるよ」と説得する
- いきなり無理をさせない
- 離れる距離は徐々に伸ばして行けば良い
- 出来たらちゃんと褒める
- でもいざ抱っこ嫌がるようになったら寂しいよ
以上です。親バカな僕ちゃんですが、あまり甘やかし過ぎないようにと最近は気をつけて敢えて放置するようにしています。
あまり放置するのもどうかと思いますが「抱っこしないと泣いて歩かない子供」ってのは基本的に甘やかしすぎている状況だと思うので、これぐらいの多少の荒療治は問題無いと僕は思っています。…ってこれ荒療治って程じゃないですけどね…笑
あと本当に思うんですけど、子供って嫌でもすぐに大きくなりますから最初の頃にちょっとこうやって「頑張って歩こうね~」って教えてるのもすぐに良い思い出になりますよ。本当にあっちゅー間に大きくなっていきますから…笑