メシマズ親の料理が子供に与えた影響…好き嫌いが凄く増える

料理
とりあえず適切な画像が思いつかなかったので「あ~ん」してる男性。

子供の頃から好き嫌いが多いわがまま野郎、でろりんです。

僕の好き嫌いは非常に多いです。特に必ず周りに言うのは「海洋類が嫌い」って点です。

ただ最近おっさんになってきてどんどん味覚が変わってきているようで、海洋類も徐々に食べられるようにはなってきていますが…笑

ただ僕の無数に存在する好き嫌いですが、これって実は家の中の料理が問題だったんだろうなぁ…ってのを最近痛感しています…。

ってわけで今回はちょっと酷い記事を書こうと思います。題して「メシマズ母ちゃんがもたらす効果」って所です。

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母ちゃんの料理がマズかった

はっきり言ってうちの母ちゃんは料理が上手じゃなかった。

僕の母ちゃんは反省をしない。仮に「これマズイよ」って言うと発狂して「じゃあ食べるな!」って言うだけで、改善する意思があまりない。

だから子供ながらに「この人に何を言っても無駄だ」って達観してしまい、僕は母ちゃんに料理について突っ込みをするのをやめていました…っていうか諦めて自分でラーメンとかを作る事も多かった。

その結果、様々なものを嫌いになっていきました…でも大人になるにつれて、世の中には沢山の美味しい料理があることを知ってしまいました。

嫌いだった料理を外で食べると案外美味しい

例えば、僕はおでんが嫌いでした。

最初は「冬になると頻繁に出されるから嫌いなんだろう」って思ってたんですが、大人になって外で食べたらなんかめっちゃ美味しかった。

「あれ?おでんの大根って、こんなに美味しいの?」ってビックリするぐらい美味しかった。ちゃんと煮こまれた大根は美味しいんですね…。

なるほど、我が家のおでんの大根って全然煮こまれてなかったんだ!そりゃ苦いわ!

あまりの苦さに「大根大っ嫌い」って子供の頃に言ってた僕ですが、外で食べたおでんの大根のあまりの美味しさにビビるレベルだった。あれなら何個も食べたいわなと。

これはお店で食べたのはもちろん、奥さんの実家で食べた時にも「おでんうめえええ!」と一人ではしゃいでました。義父母が「これ…そんなに美味しいか…?」ってちょっと引いてたぐらい。僕は大喜びで食べてました。

でもマジで家で食べてるおでんと味が違い過ぎて、ビビったんです…。

味噌汁の違いで親のメシマズ具合に気付く

僕は味噌汁も大嫌いでした。僕の中で味噌汁は味がないもので、味がない温かい飲み物をひたすら無理矢理飲まされる…そんなイメージのものでした。

具だけは沢山入ってるものの、マズイ。全然味がなかったしね…。

特に白味噌がマズかったので「白味噌が嫌い」を公言していたんですが、奥さんの実家で出てきた白味噌汁が美味しいんです。

「これって何の味噌使ってるの?」ってわざわざ聞いて、その味噌を奥さんに覚えてもらって、今後はその味噌を使ってもらうことにした。

家でもその味噌汁が飲めるようになった時に「味噌汁ってこんなに美味しかったのか…!」と僕は感動したものです。

でもたまに、マズイ味噌汁が出てくるんです。大体わかるとは思いますが、奥さんに聞くとやはり「今日はお母さんが作ってくれたんだよね…」と申し訳なさそうに言ってくる。

母ちゃん的には「自分も何かせねば」とやってくれるわけなんだが、そうなると飯がマズイ…って言う悲しいオチが…。

気を使って料理してくれてるのに、その結果マズいので僕が明らかに嫌そうな顔になってしまうので(そりゃマズイもん食えばそうなる)色々と申し訳ない気持ちにもなってしまう。お互いに不幸になるんですな…。

でも既にババアになってる母ちゃんに「料理勉強しろよ」とは流石に僕も言いません…奥さんが作れば済む話だからさ…。

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色々な料理が案外美味しかった

他にも海鮮料理とか、個人的に大嫌いだったものを、ちゃんとしたお店で食べると案外「これ美味しいな…」と感じることがありました。

貝系は大嫌いだったんですが、どっかのお店で食べてみたら案外食べれたりするんですよね…悲しいことに家で食べてたからダメだっただけで…要するに母ちゃんの調理が大雑把で適当過ぎただけで…。

正直ここまで大きな差があるとは、さすがに僕も夢にも思ってませんでした…本当に自分の好き嫌いが凄く多いのだと思ってたんですけど、単純に料理がマズかっただけっていう…。

貝関係も、ちゃんと調理されたものなら案外美味しかったりしたんですよね…ただもう長年「嫌いなもの」として見ているので、好んで食べようとは今も思いませんけどね!笑

だけどおでんに関しては、本当に外で食べたら美味しいので、いずれちゃんとしたおでん食べたいと思います…笑

マジでメシマズなお母さんの下で育った子供は、こんな風に歪んでしまうのかと、我ながら悲しくなります…。

メシマズ嫁はマジで頑張って勉強してもらった方が良い

メシマズな母ちゃんを持ってた身として本当に言いますけど「メシマズ嫁に困ってる」って人は、自分より子供の舌がおかしくなる事を心配した方が良いと思います。

大人は別に我慢すれば良いかも知れないし、外に食べに行けば美味しい物は食べれるし、何より「この人の料理の味が特殊なだけ」ってわかってるじゃないですか。

でも子供からすれば、僕みたいに「おでんは味がなくてマズイもの」「おでんに出てくる大根は硬くて苦いもの」「味噌汁も味がないもの」みたいに覚えてしまうんですな…。

マジで結婚して、奥さんが料理を作るようになって僕の人生変わりましたからね「ああ、料理ってちゃんと作れば結構美味しいもんなんだな」的にビビってます。

大人はどうでも良いんですよ、子供のためにやっぱり直してもらった方が良いです。

「料理があまり美味しくないから、一緒に勉強しないか」ってのを、凄くオブラートに包んで言うなりして、マジで直してもらった方が良いです。

あんまりストレートに言いすぎても逆ギレされて直してくれないので、あまりストレートに言い過ぎない方が良いとは思います…笑

うちの奥さんも最初全然料理なんてわからない状態だったけど、料理が美味しくなる度に「今日の美味しいね!」的に言ってたら頑張ってくれましたからね。

とりあえず最低限「レシピ通りに一緒に作ってみよう」と一緒に作る所から始めると良いんじゃないかな…アレンジさえしなければマズイ飯は出来ないはずだからさ…いやマジで…。

マジで主に料理を作ってくれる人がメシマズだったら、旦那さんどうこうよりお子さんが僕みたいなバカ舌に育たないように、ちゃんと直してもらった方が良いと思いますよって話でした。