「優秀な子供の育て方」はある程度放置する事だと思う件

投稿日:2015年7月2日 更新日: 13,450 views

子供

子供にものを教えるのが大好きだった男、でろりんです。

ふと「優秀な子供の育て方」ってなんだろう?って思ったんですが、僕は放任主義が一番だって思うんですよね。

なんでそう思うのかと言うと、例えばサッカーの日本代表で見ると圧倒的に長子が少ない事をご存知でしょうか?

今回はその事を元ネタに「何故末っ子が優秀になるのか」って話を個人的に思う所で書きたいと思います。

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サッカー日本代表に長子が少ない

2010年のワールドカップに選出された日本代表選手一覧を見ても長子は田中マルクス闘莉王のみで、ほとんどが次男、一人っ子はゼロと言うデータが出ています。

また2013年の日本代表選手を見ても同様の事が言えまして、一人っ子はゼロで、長子は二人のみ、23人中14人が次子、末っ子と言う意味でも13人となっています。一人っ子が0と言うのは興味深いデータです。

長子は考える力が欠けているかも?

僕は元々不出来な末っ子タイプでしたが、その間にでも兄の言動をひたすら観察していました。恐らくそれは「親に放置されたから」なんですね。

親は必ず「お兄ちゃんを見ればわかるだろう」と言って僕に何かを教えてくれた事はありませんでした。今考えるとそれが凄く良かったんだと思います。

サッカーに自分で考える力は必須

サッカー選手で成功する人が次子や末っ子が多いのは、サッカーはその場その場の判断力が物をいうからだと思います。

サッカーは一瞬で判断して最善の選択肢を自分で見つけて行動しなければならない。試合が始まったら全部が全部指示を出してもらえるわけじゃありません。

自分自身で常に適切な答えを瞬間瞬間に判断しなければならないスポーツだから、一人っ子は成功しづらい…ってことなんじゃないですかね?

一人っ子になると、どうしても親は教育熱心になって子供になんでも教えようとしますから。だから長子は自分で考える力が育ちにくいのだと思います。

またよく言われているのですが、試合中に監督がピッチ際に行って指示を飛ばしていても選手はあまり聞いていない事が多いです。

元日本代表監督であるザッケローニ監督が試合中に「システムを変えるぞ」って指示を出したら、選手が「いや、今のままの方が良い」と意見を言って、本当にやめた事があるそうです。

優秀な子供が欲しいなら教育熱心になってはいけない

自分自身でもそうでしたが、親が「違う!これはこうやるんだ!」と教えれば教える程、子供は考える能力を失います。

何故ならやり方は親が教えてくれるからです。

思えば失敗した時に「誰も教えてくれなかったじゃないか」と言う人は長子が多かったような気がします。っていうか我が家はそうでした。

教育熱心になって「これはこうやるんだぞ!」てやる前に教えれば教えるほど、子供は自分で考えるのではなく「親の言う事に従う」だけになってしまいます。

その結果自由な発想が奪われ、ただ「人の言う事を聞くのが上手い子」になってしまいます。

それでは自分で勝手に考えて行動することはなくなりますし「人に言われたことしかできない」子供になりがちなのではないでしょうか?

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みんな次子からは親はあまり教えなくなる

不思議な事に一人目の子供には「あれも教えようこれも教えよう!」と親は教育熱心になるものです。僕もそうでした(笑)

ですが一人目で慣れてくると教えたりする事はなくなり「お兄ちゃんを見て覚えろ」って言われて終わるんですよ。

だから僕は兄を見て「なんでお兄ちゃんに出来て僕は出来ないんだ」っていつも苛立って、いつも自分なりに考えてました。

元々運動神経が抜群に悪かったので運動関係はからっきしダメでしたが、そっちは全く伸びなかったものの「考える」って事に関しては子供の頃から「なんで僕はこうもダメなんだ」とずっと考えていたので、そっちの力だけは伸びて行きました。

気がつけば立派な理屈屋になっていましたが、これは多分誰も僕に教えてくれなかったから自分で考えるしかなかったからだと思います。

だけどそれが実は一番良かったんだと思うんですよ。

一から十まで教えるのはお互いに良くない

一から十まで教える人って、上手く行ってないとすぐに口突っ込んで来るんですよ。

「ああもう僕にやらせてみろ!こうやれば出来るだろ!?」と怒ってくる。それって一番子供のやる気を奪うんですよ。

だから親の前じゃ新しい事にチャレンジしなくなるし、全部親が教えて来てその通りにやらないと怒られますから、考える力も奪われます。

ただひたすらマニュアル通りにやる事になる。勿論親の手法を丸ごとやらされてるから親以上の能力を得る事はまず不可能だと思います。

親子でも同じ人間ではないので、特性は流石に異なります。親が出来た事が子供も絶対出来るわけじゃないし、親が出来ない事が出来る子供だっていくらでもいるわけですよ。

それはやはり自分で考えるしかない。幼少期から「自分で考えてやるのが当たり前」ってしておかないと、親がいないと何も出来ない人間になってしまいます。

だから僕は子供には最近は何も言いません、勿論「あれはやっておけよ」とは言うけど、やり方だけは絶対に教えません。結果論上手く行けば「おおすげぇじゃん!」って話ですからね。

また一から十まで教えてたらお互いに嫌気さしますが「好きにやれば?」って感じならお互いに遊んでるだけでも良いわけなので、疲れません。

別に子供が上手くやれなくても僕は気にしませんし…たまたまその種目がうちの子供に合ってないだけかも知れませんしね。

何より、子供は親の願いを叶える道具ではありません。

親の願いを勝手にぶつけるのは間違っていると思います。

放任主義は勇気が要る

誰だって親は子供の将来が心配です。僕だって本当に心配です、僕に似て劣等生ですから(笑)

でも「勇気を持って口を出さない」って事は本当に大事だと思う。僕の周りもやっぱり、自由奔放に生きてたような人の方が良い意味でとんでもない事をやらかすからね…。

ちなみに教育にうるさい親に育てられた人が悪い意味でとんでもない方向に進んだりしているのもたくさん見てます。

その人の言い訳は必ず「こんな事になるなんて誰も教えてくれなかった」だからね。そんな素敵な言い訳が出来る時点で自分で考える力が無いんですよね…。

ただ子供が「これってどういう事なの?」って質問してくるのは良い事だと思います。それは自分で考えた上で聞いているわけだから、考えるきっかけですから。

でも親や先生が一から十まで教えるのは絶対に間違っていると思います。アドバイスは聞かれるまでやっちゃいけないんじゃないかな…。

子供には「選択する自由」を与えるべきだと僕は思っています。助言を求めるのも自由、自分で考えてやってみるのも子供の自由です。

地力を鍛えるかどうか

ダメな自分を見直す時間って凄い大事で、なんでも人の言う通りにやって上手く行ってきた人は、いずれ壁にぶち当たった時に自分でその壁を突破する事が困難になる。

その時に初めて自分で考える事を始めるのも良いとは思いますが、最初から常に自分で考えて生きてきた人との差はそこで明確に出るって僕は思っています。

親が子供に全部教えるってそういう事だと思うんですよ。その人がいないと何も成立しなくなるって事なんですよ。

だから勇気を出して自由を与えるって事が大事なんじゃないかなぁと最近つくづく思います。ちなみに僕はそういう意味では既に失敗している。ここからでも挽回できると思って最近は放置してますけどね。

何故末っ子は可愛がられるか?

それは末っ子が兄や姉を見て「これやったら怒られてるから、怒られない事をやろう」とちゃんと把握しているからなんですよ。

親が元々「お兄ちゃん(お姉ちゃん)を見なさい!」って常に言うから、本当に見てるんです。んで兄や姉をサンプルケースにして「良かった点だけを取り入れる」って事を自然とやっているんじゃないでしょうか?

少なくとも僕はそういう事を常に考えて行動していたので、最終的に親と一番仲良くなったのは僕でしたしね…。周りの末っ子に聞いても同じ事を言います(笑)

個人的に思うのは「末っ子の方が優秀になる」ってのが正しいんじゃなくて「放置された子の方が考える力がついて後々伸びる」って事だと僕は思っています。

優秀な子供の育て方まとめ

  • 教育熱心にならない
  • やる事は教えてもやり方は教えない
  • 自主性を育てる
  • 考える力を育てる
  • 子供は多少放置気味なぐらいで良い
  • 末っ子は兄弟をサンプルケースにして生き方を考える(恐ろしいですね)

二人目の方が優秀な遺伝子が育ちやすい的な話もあるそうですけど、少なくともうちの場合は元々の能力とか肉体的な強さは下に行けば行く程弱かったです。でも考える力は下に行けば行く程強くなっているように思いますね。

ただ「子供を放置しろ」って言ってもガチで放置するんじゃなくて「教えすぎない」って意味ですよ。

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