乳幼児にかかる夏風邪「ヘルパンギーナ」の症状と対処法…感染力が強く、薬がないので注意!

子供

夏といえば大人も子供もかかりやすいのが「夏風邪」ですね。先日、幼稚園児の娘が夏風邪のヘルパンギーナにかかってしまいました。

乳幼児がかかりやすい夏風邪らしいのですが、症状や対処などを書いておきたいと思います。

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もくじ

ヘルパンギーナの症状は「急な高熱」

娘の様子がおかしいと思ったのは、朝ご飯を食べた後にいつもは遊んでいる娘が横になって寝ていました。あれ?と思って触ってみると熱い!

体温計で熱を測ってみると40.5℃の熱がありました。それまでは全く咳も鼻水もなく元気だったのでかなり焦りました。

病院に連れて行こうと思ったのですが、日曜日で病院に連れて行く事ができなかったので座薬と保冷剤を使って少しでも熱が下がるように冷やしてました。

次の日、熱が下がらないので病院に行くと先生に「あーこれ、乳幼児の夏風邪の一種でヘルパンギーナという病気だよ」と教えてくれました。

ヘルパンギーナは、急な高熱と喉に口内炎のようなブツブツ(喉の痛み)が特徴らしいです。

保冷剤を使って熱を下げる方法

熱が出たからといってすぐに座薬を使っても一時的に下がるだけなので、あまり意味がありません。さすがに40℃超えてる場合は座薬が必要ですが、私は39.5℃前後のときは氷枕、保冷剤、冷えピタを使って熱を下げていました。

身体を冷やすために効果的な場所は、脇の下、足の付根(太ももの内側)、足首、首です。

私の娘の場合は、半分に切った冷えピタを脇の下、小さめの保冷剤を足の付根、氷枕を頭に使っていました。乳幼児は体温調節が出来ないので、寒がっていない場合は薄着にさせて部屋をちょっと肌寒いくらいに冷やしておくと熱が下がりやすいです。

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ヘルパンギーナにかかったときの食事

ヘルパンギーナにかかると、喉にブツブツが出来ているので痛かったり沁みたりして食欲が落ちるそうです。

なので、ヘルパンギーナにかかったときは食べやすいツルツルしたものを食べさせるのがいいそうです。

ご飯を食べないのならスポーツドリンク、アイスやプリン、ゼリー、そうめんやおかゆなど、のどごしが良くて食べられるものを食べさせると良いそうです。あと、喉の乾燥も良くないのでジュースや飲み物はたっぷりとあげることが大切です。

私の娘は喉が痛いとか言いながらも、おにぎりが食べたいと言ってバクバク食べてましたけどね…笑

ヘルパンギーナには薬がない!

先生に言われてビックリしたのが「特効薬とか予防薬とかはないから風邪薬を出しておきますね」でした。

ヘルパンギーナには薬がないので、症状に合った風邪薬を出すだけで終わりました。

熱は大体2~3日もすれば治るので、喉の痛みがなくなるのを待つだけですね…。なので、食事を食べない場合は色々工夫して過ごすことが大切です。

ちなみに娘は初日 40℃超え(グッタリしている)、2日目 38℃前後(元気いっぱい)、3日目 37℃前後(元気いっぱい)という感じだったので、2日目からは安心して過ごしてました。

突然の高熱だとビックリしますが、とりあえずは保冷剤等を使って身体を冷やすことが大切です。

ちなみに、ヘルパンギーナは乳幼児がかかりやすい夏風邪ですが免疫が弱まってると大人にも感染して子供よりも重症化することがあるらしいので注意です!

ヘルパンギーナになってしまったら、乳幼児に感染してしまうので近づけないようにしましょう!

夏風邪は長引くので、気をつけたいですね!