爪は健康を表すと言われています。
中々普段から爪を眺めることは少ないとは思いますが、爪を見ることで自分自身の体調をチェックすることが出来ます。
今回は私自身が爪のでこぼこに悩んだので、爪にでこぼこが出来る原因や予防法、治療法などをまとめておきたいと思います。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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もくじ
爪のでこぼこの症状で見る病気
爪がでこぼこしていると言っても、横にでこぼこしているのか、縦にでこぼこしているのか、針でつついたようなでこぼこなのか…症状は様々です。
症状によって病気の名前も変わってくるので、どのような症状が出ているのかチェックしてみてください。
爪甲縦溝(そうこうたてみぞ)
爪甲縦溝は、爪に縦の細かい線がたくさん出ます。
この症状は40代頃から症状現れることが多く、皮膚と同じようにシワのようになってしまっている状態です。
老化が原因と言われています。
爪の縦線は一般的に表れやすいので、悩む人も多いかと思います。
爪甲縦溝は病気が原因という可能性は低いので、その辺の部分では安心ですね。
ただ、老化が原因と言われていますが、乾燥も原因の一つなので普段からの爪のケアが必要になってきます。
爪甲横溝(そうこうおうこう)
爪甲横溝は、名前の通り横に線が入ってしまう症状です。
写真の爪の真ん中に何となく横線が入っているのがわかるでしょうか。
こちらは縦線とは違い、原因がいくつかあるのであげておきます。こちらは結構厄介です。
- ストレス
- 栄養不足
- 睡眠不足
- 爪にダメージを与えた
考えられる原因としてはこれくらいあります。
過剰なストレスが原因で爪がでこぼこしている場合には、そのストレスとなる根源を排除する必要があるので治すのが難しくなってきますね。
女性は、無理なダイエットなどが原因で爪甲横溝になってしまうことも多いです。
爪甲点状陥凹(そうこうてんじょうかんぼつ)
爪甲点状陥凹は、針で突いたような小さな穴がポツポツある状態です。
原因は、過度なストレスと栄養不足です。
円形脱毛症や爪甲横溝も一緒に出来てしまうことも多いです。
私が現在、この爪甲点状陥凹に悩んでいます。特に生活に不便はないのですがやっぱり見た目があまり良くないですよね。
こちらが私の爪です。画像では少しわかりづらいですね。
全部の指にあるわけではなく左手の薬指にだけ出来ているもので、画像だと余計によ~く見ないとわからないですが、実際に触ってみるとでこぼこしているのがよくわかります。
爪なので、伸びるのを待てば良くなるのかな~と適当に考えていましたが爪甲点状陥凹が出来ないように予防をすることが大切です。
爪のでこぼこの原因
爪がでこぼこする原因は一つではありません。
原因を知ることで、改善法も見つけやすくなるので思い当たる原因がないかチェックしてみてください。
老化や乾燥
こちらは爪甲縦溝の原因ですね。
40代頃から縦線が気になっている場合は完全に老化現象で、爪のシワなのであまり心配する必要はありませんが、10代~30代で縦線が気になる場合には「乾燥」が原因になってきます。
特に乾燥する冬の時期や水仕事をする女性は、縦線に悩む方が多いと思います。
乾燥する時期は皮膚のケアがとても大切になってきますが、それと同時に爪の保湿ケアも同じくらい重要です。
老化が原因だとしても、爪のケアをすることで綺麗な爪を保つことができますよ。
栄養不足
どちらかというと、栄養不足に関しては女性のほうが多いかと思います。
無理なダイエットなどをして、必要な栄養素を摂らずにいると爪がボロボロになってしまいます。
ダイエットをしていなくても爪がでこぼこになってしまう場合は、食生活が乱れている可能性があります。
爪がでこぼこになってしまう原因として特に、ビタミンB6、鉄分、亜鉛不足が予想されます。
まずは食生活を見直してみましょう。
過度なストレス
爪がでこぼこになる大きな原因の一つはストレスです。
ストレスが溜まると爪に何かしらの異常が出やすいです。手だけではなく、足の爪は特にでこぼこになったりしやすいので普段から手の爪だけではなく足の爪も気にしてみましょう。
ストレスの元となるものを排除できれば一番良いのですが、それは中々難しいので上手くストレス解消をしていくことが大切です。
ストレスが溜まっている場合、特に親指の爪にでこぼこが出やすいと言われています。
普段から息抜きをしつつ、なるべくストレスを溜めない生活を心がけましょう。ストレスと同じく睡眠不足にも注意です。
外部から爪にダメージを与えた
爪は、根本(甘皮がある部分)で作られています。
爪を作る部分にダメージを与えてしまうと、爪が作られる過程で横線が入ったでこぼこの爪になってしまいます。
これは特に精神的なものではないので、爪が伸びる過程で綺麗になっていくことがほとんどなので特に気にする必要はありません。
甘皮を処理しようとした際に、誤って爪の根本を傷つけてしまい爪がでこぼこになってしまうこともよくあります。
ネイルをする女性は特に甘皮を処理する機会が多く、でこぼこになりやすい傾向にあるので注意しましょう。
スポンサードリンク爪のでこぼこの治療や予防法
爪がでこぼこしているとどうしても気になってしまいます。出来ることなら早くに治したいですよね。
少しでも爪の状態を良くするための治療法を紹介します。
食生活を見直す
爪がでこぼこになる原因の一つとして栄養不足があげられます。
食生活が偏っている可能性があるので、食生活を見直し、バランスの良い食事を摂るように心がけて下さい。
必要な栄養素をしっかりと摂ることで、すぐには無理ですが、少しずつ爪の状態は良くなっていくかと思います。
中々摂取が難しく、爪を作るのに必要なビタミン、亜鉛、鉄分などはサプリで補うという方法もあります。
丈夫な爪を作ろうと思ったらタンパク質を摂取することも大切です。
ストレス解消をする
ストレスが溜まってしまうのは仕方のないことですが、そのストレスをどう対処していくのかが問題になります。
ストレス解消をしないと爪の状態は悪化していくこともあるので、爪を手入れする前にまずは自分自身のストレス解消をしましょう。
一番やってはいけないことは、ストレスを溜め続けることです。
適度な運動をしてストレス解消をするという方法も良いかと思います。
運動をすることで、新陳代謝が良くなり爪の生え変わりも早くなります。
保湿をする
爪のでこぼこの原因はストレスや食生活もありますが、それと一緒に乾燥していることもほとんどです。
そこで普段から行っておきたいのが「爪の保湿」です。
爪の保湿を普段から行うことで、爪が丈夫になり乾燥を防ぐ事ができるのででこぼこになりづらい爪を作ることが出来ます。
病院は皮膚科を受診しよう
あまりにも爪がボロボロの場合には、病院へ行くのをおすすめします。
爪は健康を表すと言われるくらいですので、もしかしたら内臓疾患が原因ででこぼこになっている可能性もあります。
爪の治療については「皮膚科」を受診しましょう。
大きな病気が原因でない場合、爪を治療するというよりはその原因を見つけて原因をなくすという方法が一般的かもしれません。
スポンサードリンク綺麗な爪を維持するために…
爪がデコボコになる原因や予防、治療法などを紹介しました。
爪は治療をしてすぐに治るものではなく、少しずつ伸びていって生え変わるものなので、食生活を見直したり保湿をしっかりしてのんびり生え変わるのを待ちましょう。
爪がデコボコになるのは体が不調であることのサインが多いので、そこまで病気を心配する必要はないかと思いますが、保湿などの爪のケアは普段から習慣づけることが大切です。
乾燥やストレスは普段あまり気づかないものなので、どうしても「気がついたら爪がボロボロになっていた!」ということになりかねません。
爪がデコボコにならないための予防として、普段から適度にストレス解消をしてバランス良く食事を摂って綺麗な爪を作りましょう。
少しでも「爪のでこぼこ」に関して、参考になれば嬉しいです。