「親は完璧である必要なんてない」子供と一緒に成長すれば良いよね

親子

結婚をする時はもちろん、子供を生む時にどうしても思いがちな事が一つある。それは「絶対に幸せにしなければいけない」というよくわからない使命感です。

子供が小学1年生になって、親としても僕もちょっとは成長したかなぁ…って所ですがそんな今思うことが一つありまして「そんな硬く考える必要ないんじゃないかな?」って事を今回はぶつぶつ言いたいと思います。

別に一緒に楽しく過ごす事が出来ればそれで良いんじゃないでしょうか…誰だって子供が産まれて、実際に育てて初めて親になるわけなので…。

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親が完璧である必要はない

子供が出来た時に、どうしても相手の親や自分の親に「お前は子供を幸せに出来るのか」「お前はうちの娘を幸せに出来るのか」なんて脅迫めいた事を聞かれて「出来ます!」と断言できないといけない…みたいなイメージが結婚にはあるじゃないですか。

僕自身そう思ってましたし、そんな感じの心構えでいました「絶対に苦労はさせないようにするんだー」的な。

いやまぁ実際にはめちゃくちゃ苦労させてますけどね…でもまぁ夫婦仲が悪くなくて楽しく過ごせているので、その点はまだ良いのかなぁ…と。親と同居なのでそこでストレスはあるみたいですが…そこは…仕方ないかなと…笑

でもこの「絶対の自信がないと結婚しちゃダメ」っての、なんか違うんじゃないかなぁ…って僕は最近思うんですよ。

子供が大きくなって初めてわかる事が沢山ある

以前もこういう記事を書いて叩かれたんですが、やっぱり実際に結婚して子供を持たないとわからない事ってたっくさんあるんですよ。僕の義父が言ってた名言の「子供が親にしてくれる」って言葉、本当に子供が大きくなればなるほど実感します。

子供が大きくなればなるほど、なんか自然に親みたいになってくんですよね…僕はちゃらんぽらんな人間ですが、それでも子供に対しては一応まじめに接してきたつもりです。

ずっと「良い親になりたい」「子供から見て恥ずかしくない父親になりたい」って思ってこれまで過ごしてきました。

でもここに来て今更気付いた事なんですが、そんな肩肘はらなくてもこの子の父親は自分しかいないし、もうその時点で一緒に暮らして一緒に遊んでれば、この子は幸せなんじゃないのか?って事です。

いつも笑顔で接してくれる娘を見て、7年経ってなんかようやく「こんな僕がこの子の親でも良いんだな」って安心出来た感じですね…。

自分が親になれるのかずっと不安だった

本当に子供が生まれた瞬間から、ずっと僕は不安でした。親として上手く振る舞えるのか、子供に上手く物事を教えてあげられるのかどうか。

僕みたいに馬鹿になっちゃうんじゃないか、非行に走るんじゃないかと、ずっと不安でした。いや非行に走る可能性はまだまだ残されているんですけども(笑)

それでも小学生までちゃんと育ってくれた事で、今は日本語も通じるし一緒に遊べるし、一緒に筋トレも出来るし〜ってなって、子供に当然好いてもらえているので、なんか安心したんですよね…子供がこの大きさになってようやくホッとしました…。

子供が親と認めてくれて初めて安心する

改めて思うんですけど、子供が絶対的な信頼を寄せてくれている事を感じて、初めて「親になったんだなぁ…」って実感したんです。

もちろんこれは今だけだと思います。大きくなれば「パパ臭い」「パパうざい」と父親は嫌われていく可能性の方が高いでしょう(笑)

でも今のこの時期だけでも、娘が自分に信頼を寄せてくれてる事、好いてくれている事を最近何度も実感しましてですね…本当に単純にそれが嬉しいわけですよ。

一緒に遊んで、美味しいものを食べて、子供の笑顔を撮影して、ふと振り返ると「あれ?親っぽい事してるよな?」って思ったんですよね。そこで今日ふとポンっと思った事が一つありました。

子供の事を想ってあげられればそれで良いんじゃないか

完璧な人間なんてこの世には存在しません。

ネットでドヤ顔で理屈こねくり回している人も、実際に見たら欠陥だらけのそこらのおっさんです(僕の事です)

そんな人間でも、本当に子供の事を考えて行動してあげられているなら、それで良いんじゃないかなぁ…と思うんですよ。自分が本当にそれぐらいしか取り柄がないので…笑

失敗するのは当たり前

一応ほとんど大なり小なり子供の事を最優先に考えてきたつもりです。ワガママを聞いてあげる事もあれば「あんまりワガママばっかり聞いてちゃ駄目だ!」と心を鬼にして「ダメ!」と突っぱねたりね…これ本当はワガママ聞いてあげるのが一番楽なんですよ。笑顔を見てる方が癒されるので(笑)

もちろん子育てで色々と失敗した事もあります。泣かしちゃった事も何度もあるし、後で思い返して「あの言い方は失敗だった」「もっと上手く伝えてあげる事が出来たはずだ」と頭を抱えた事は一度や二度じゃありません。

その度にぎゅーっとハグしたり、ジャイアントスイングしたりして愛情表現する事で「馬鹿なパパでごめんよおおお!」と言いたい気持ちをごまかしてきました。

でもやっぱり失敗するのは当たり前ですよね、初めて親になったんだから…。

もちろん妻とも話して「二人目が出来たらこれはやらなかったな」「次からはこうするべき」って事はいくつもありますし、いくつか決め事として話し合っています。

それでもこの失敗がなければ「言い方を間違えたね」ってことすら、僕等はわからないわけで…それも対応なんて子供によって全部変わっちゃうんで、仕方ないんですよね間違えても。

親子は一緒に成長する

子供もどんどん大きくなりますし、それにつれて親も色々と子育てをして、ちょっとづつ成長するもんだよなぁ…ってやっぱり思います。

赤ちゃんの頃、幼稚園の頃、小学生の頃、中学生の頃では親の悩みもコロコロ変わっていくでしょう。まだ僕は反抗期が来ていないので、反抗期になれば反抗期特有の「言う事を聞かない」「会話がない」「悪いことをする」などの悩みもまた増えていく事でしょう。

その度に悩んで、子どもと話して色々と問題を解決していくだけですよね…ちょっとづつ状況は変わるけど、一生子供には悩まされると思います。でもそれは相手が親でもなんでも一緒ですしね…。

まーた反抗期がきたら、反抗期の対処なんて経験がないので何かしら失敗するでしょうし、それもまた当たり前なんだよな〜と今はなんか気軽に考えてます。

やっぱり最初はずっと肩肘張って育児教育をしていたので、その頃に比べれば随分気は楽かな…一応現状の子供の性格は把握はしているので…またこれまで同様コロコロ変わるでしょうけどね!(笑)

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完璧にはこなせないけど愛情だけは大事に

子育てに関しても、よほどのプロでもない限り完璧にこなす事は出来ないと思います。

子供からのSOSを完璧に読み取る事も、意思疎通を完璧にこなす事も、対応を完璧にこなす事も出来っこないです。

だからこそ、子供への愛情だけは強く持っておきたいなぁとは思います。そしてそれを子供が感じられるようにはしてあげたいなと、そのために定期的にスリスリしたりしてます…(笑)

完璧な親になる事なんて、最初からは絶対に出来ないので僕は夫婦間の愛情があれば、最低限のお金があれば、そして子供への愛情があればそれで良いんじゃないかなぁ〜とキレイ事を感じましたわ…いやまぁお金は絶対必要ですけどね!

子供を生む事も、結婚をする事も人生の一大イベントですけど、だからってそこまでかたっ苦しく考える事でもないよなぁ〜とは今だからこそ僕は思います。

子供への愛情さえあればね、配偶者への愛情があるのなら、別にそれで結構幸せにやっていけると思います。

たぶん…きっと…おそらく…!(笑)

ってわけで「別に最初から完璧な親であろうとする必要はないんじゃないかなぁ…」って言うしょうもない記事でした。

可能な限り完璧にこなしたいとは想ってますが、それよりも楽しい家庭であれば良いかなーって僕は想ってます。楽しく仲良く過ごせると一番良いですねやっぱり…。