大事なコレクションを断舎離されて放心状態の旦那と、旦那の様子が心配な妻…ではありません。
既に言い尽くされている感がある気がしますが「断捨離」という言葉が耳に入ってきたので、ちょっとその話題に乗っかりたいと思います。
今回僕が言いたいのは、奥さんや旦那さんの趣味を断捨離とかするよりは、たっぷり楽しんでもらった方がお互いに得をするんじゃないかなぁ?という話です。
もちろん程度の問題はありますが、ある程度わきまえてもらえれば楽しんでもらった方が絶対に良いと僕は思います。
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もくじ
趣味がないと人生はつまらない
僕はどちらかと言うと趣味が多いタイプです。と言っても大体が家の中で簡潔するものばかりですが。
適当に並べると日常的にこういう事をするのが好きです。
- サッカーを見る、やる
- ゲームをする
- 映画を見る
- 漫画を読む
- カラオケをする
- 筋トレをする
が好きです。大体これはルーティーンとして毎週やったりしている事です。
ではもし仮に、これを奥さんから禁止されて「これやらないでね」と言われたら僕はどうなるかと言うと。
たぶん総ての気力を失って廃人化すると思うんですよ。
だってもう楽しみも何もないんで、欲しいゲームも買えないなら仕事する意味もないし…筋トレもスポーツも出来ないなら食事も大して要らないし…。
本当に楽しみがなくなってしまうわけですよ。僕は楽しみたくて生きているので…せめて2~3個は残して欲しい所です。
奥さんの趣味が少ない
僕の奥さんは趣味が少ないです。本人に聞いても「好きな事なんてあったかなぁ…?」と言ってしまうような、そういう人間です。
僕から見ると「カラオケが好きだよね」と言う感じでございます。これは僕達の共通の趣味と言えるものでして、毎週二人でカラオケには行ってます。ちなみに奥さんは上手いんですが、僕は下手ですワッハッハ。
基本的に欲が少ない奥さんですが、カラオケだけはこだわります。いつも行く曜日になってもカラオケに行ってないと「ねぇ…今週はカラオケ行かないの?」と、PCの前で仕事している僕に向かって扉の影から幽霊のような存在感でボソッとアピールしてきます。
奥さんにとって数少ない趣味なので、これを取られてしまったら奥さんも生きる楽しみを失ってしまうでしょう。
スポンサードリンク奥さんに極力遊んでもらうようにしている
僕はカラオケに関しては極力連れて行くようにしています。自分が行く気があまりなくても、奥さんが喜ぶから、そのために必ず付き合います。
だって奥さんはいつも頑張ってくれているからです。
ずっと家の中で黙々とPCの前で作業さえしていれば文句を言われない僕と違って、奥さんは常に何かしら動いていなければなりません。
家事をして、娘の勉強を見て、娘と一緒にゲームをして(あ…ちゃんと遊んでた)、娘の行事に顔を出して、色々と忙しいです。
だから奥さんが疲れて「もうやだ」って言い出したら困るので、僕は定期的に奥さんのご機嫌を伺うようにしています。
時折「そろそろ友達と遊びに行かないの?」と聞いたりもします。奥さんの友達は独身貴族ばかりなので、皆さん恋に仕事に忙しくてあまり構ってもらっていないので、数ヶ月に一度程度しか出掛けないからよけいに確認するようにしています。
遊んでもらってストレス発散をしてもらった方が都合が良い
遊んでもらってストレスを発散してもらった方が僕にとっては都合が良いです。
だって「遊んでスッキリしたからまた頑張ってね」って笑顔で言う事が出来るからです。
ハッキリ言って、僕が奥さんと出かける大半は「奥さんのご機嫌取り」に過ぎません。自分が楽しむ事より奥さんが楽しむ事を重視しています。
娘がいたらその対象が娘にスライドするだけの話で、基本的に旅行でもなんでも「自分より家族」だとは思っています。
だってその方が「楽しかった?じゃあこれからも頑張ってね」って笑顔で言えるからです。
僕はまぁ奥さんや子供の笑顔を見ればそれで頑張れるからどうでも良いです。
ストレスを溜められた方が困る
人間はストレスを溜めると色々とデメリットの方が大きくなります。
ストレスが溜まっているとありがちな事をパッと思い浮かべるだけでこういうのがあるじゃないですか。
- 愚痴が増える
- 八つ当たりが来る可能性も
- 怒りやすくなる
- 喧嘩を売られる
- 「こっちは疲れてるの!察してよ!」的な言動も増える
適当に思い浮かべてみるだけでも凄く面倒じゃないですか…いや本当に。
こういう状況が増えるぐらいなら、ストレスを定期的に発散してから家の中で生活してもらったり、仕事をしてもらった方が、配偶者にとっても良いと思うんですよね。
お互いにストレスフリーな状態が理想
「幸せな家庭生活」にはストレスを排除する必要があると僕は思います。そのストレスを少しでも減らすために、配偶者には遊んでもらった方が良いと僕は思うんですよ。
遊ばずにずっと家にこもった結果、ストレスを溜めて家族に当たり散らすようになると本当に一緒にいるのも嫌になります。
それよりはある程度の趣味を持って頂いて、そこでしっかりストレスを解消してもらう事で、お互いに晴れ晴れとした気持ちで生活する方が良いと僕は思います。
結婚しても楽しみを奪ってはいけない
結婚をしたからと「総ては家庭のために」とやっていると人生に疲れてしまいます。最初は良いかも知れませんが、徐々に全員が独立していかないとダメだと思います。
夫婦で一緒に遊ぶのも凄く大事ですが、お互いに自分の趣味を持つ事も大事だと思うんです。もちろん一緒にやるのも良いとは思いますよ。
現に僕は奥さんの趣味には基本的に付き合うようにしています。これはこれでお互いにストレス解消になるので良いと思うんです。
でも自分が理解できない趣味でも寛容してあげる事も凄く大事だと思います。
それがアイドルなのか、ネイルなのか、化粧なのか、服なのか、ゲームなのか、釣りなのか、お酒なのか、スポーツなのか、どれかは人それぞれだと思います。
でもせめて1~2つぐらいの「これが生きがい!」って言えるぐらいの趣味に関しては、ある程度は寛容になってあげたいものです。
もちろん月に給料の大半を注がれたらたまったもんじゃありませんが、自分達の収入と相談をして、お互いに許容範囲については語り合っておきたいですね。
僕が個人的に今回言いたいのは「結婚したからと言って生きがいを奪うのは良くない」という事です。
スポンサードリンクお互いの価値観を許容しよう
お酒が生きがいな人もいれば、サッカーを見るのが生きがいの人もいますし、好きな服を手に入れるのが生きがいの人もいます。
それらの生きがいを奪ってはいけないと思うのです。そして本人にとって大事なものは絶対に他人には理解出来ません。
だから配偶者だからと言って、勝手に「断捨離」とか言って大事にしているものを捨てたり、隠したりするのは絶対にやってはいけない事だと思います。
捨てるにしてもちゃんと本人に了承を得てからにするべきで、勝手に物を捨てたりしてはいけません。そして物の価値はわからないのは当然の事なので、わからなくてもバカにはしない方が良いです。
僕は服にも化粧品にも興味が無いので、女性が服や化粧品にお金をかけてるのを見ると、本心では「全く理解できない…!その金で○○出来るじゃん…!!」って思ってしまいますが、あまり口には出さないようにしています。
僕の趣味の事を奥さんは理解してくれているので、僕自身も絶対に口出しはしないようにしています。
お互いに理解して楽しめるように
こういうのって、片方だけが我慢するのが一番最悪な状態だと思うんですよ。
だから必ずお互いに許容する方が良いです。僕は自分から積極的に「遊びに行ってきなよ!」って言う事で、自分も行こうとする派です…笑
奥さんも外で羽根を伸ばして、僕も外で羽根を伸ばして、それで良い気持ちで家庭の事に取り組めるようになればそれが一番ですからね。
外に遊びに行く事もそうですし、家庭内での趣味の話もそうですし、お互いにその辺りも理解を示せるようになるのが理想ですよね。
好きなものは好きなんだから仕方ないと思います。その趣味も含めて、その人なんですから。
ネットでも話題になってましたが「断捨離」とか言って配偶者のコレクションを勝手に捨てるのだけはやめましょうね…。