子供が言う事を聞かない!と殴って教育すると全部自分に返ってくる

投稿日:2015年10月18日 更新日: 29,597 views

殴るな

外に出ると、子供に対して過剰に怒鳴りつけてたりして怒ってたり、殴っている親御さんを見かける事があります。

そんな時にはふと自分の子供時代を思い出したりします。何故なら僕もよく殴られて怒鳴られて育ったからです。

今回はちょっと「子供を怒ったり殴ったりして言う事を聞かせてたら、全部自分に返ってくるよ」って話をしたいと思います。

殴って怒鳴られて育った自分と、全く怒鳴られず一度も殴られず育った僕の娘との大きな違いをふと感じたからです。

自分の戒めのためにも記事にして残しておこうと思いました。

子供に暴力を振るっていたら、その子供も暴力を振るうようになるよって事です。

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殴られて怒鳴られる事が日常だった

僕にとって殴られるのと怒鳴られるのは日常的にあるものでした。

一週間に一度は絶対殴られるし、怒鳴られるのはほとんど毎日でした。

そう、それだけ僕はやんちゃ小僧だったんです。バカだったんです。

なるほど親はそんな馬鹿を制御するのは大変だったでしょう。しかもうちは似たようなクソガキが他にもいました。

全員まとめてぶん殴って言う事を聞かせるのは、確かに効率的だったと思います。

父親にはそれぐらいしか解決策が見当たらなかったんだと思います。

暴力は身近なものとして定着した

その結果、僕にとって殴ると言う行為は「やっちゃいけない事をしたら殴られる」「悪い事をしたら怒鳴られる」実に身近なものとなりました。

つまり、悪い事をしている奴は殴って良いし、怒鳴って良いと思ってたんです。

これが完全に刷り込まれてしまいました。実際うちの兄も同じ考えにいたり、僕はよく殴られました。

おかげで僕は殴られた際の受け身や、派手に殴られて吹っ飛んだフリをするのが上手な子供になりました。

派手に殴られて痛がったフリをすれば少しでも被害を減らす事ができるからです…。

悪い事をする人は殴っても良いと思っていた

幼少期にいじめられっ子で、かつては「天真爛漫」と言われていた僕は徐々に性格がネジ曲がっていきました。

小学校高学年辺りから筋トレなどを始めて喧嘩が強くなりました。ここからが僕の暴走の始まりでした。

集団登校で遅刻してきた下級生がいたら殴ったり怒鳴ったりしていました。今考えると自分がやられていた八つ当たりもあったんでしょう。

いじめっ子がいたら飛び蹴りかましてました。いじめてる人は悪い人だから、同じ思いを味わわせれば良いと思ってました。

でも全部、当時の僕は「悪い事をしているのは相手だ、僕は悪くない」って本気で思ってました。

悪い事をしてきた奴を殴っただけ、その何が悪いのかわかりませんでした。

悪い事をしている人は怒鳴られて当然、殴って当然だと思ってました。

暴力はダメだと気付いたきっかけ

中学を卒業する頃になって、これまで殴り続けてきた父親が、逆に一切怒らなかった事がありました。

学校でルール違反をして、僕の友達に突っかかってきた同級生に一度は「次やったら許さん」と警告したものの、相手がもう一度突っかかってきたんです。

僕は相手を殴り、その結果同級生は病院送りになってしまいました。

父は「とりあえず相手の親御さんにだけは謝罪しろ」とだけ言い、僕を責めませんでした。

「あの親父が殴りも怒りもしないなんて…もしかして相当悪い事をしたのではないか」と初めて気付きました。

そこから僕は「暴力はダメだ」とようやく気付きました。そして自分が忌み嫌っていた兄や父と同じ事をしている事にもようやく気付きました。

その「あの親父が怒りもしないなんて…」ってショックがなかったら、その後もしばらくアホやってたかも知れません…。

喧嘩の頻度がおかしいと遅れて気付いた

ほぼ毎週殴り合いや怒鳴り合いの喧嘩が家の中で繰り広げられていたので、僕の中で「殴り合いや怒鳴り合いはやって当たり前」という認識だったんですね。

完全にこれは家庭環境の問題だったと今は思うのです。

もう怒鳴り声を向けられるだけで、殴りかかりたくてウズウズしだすような。そんな癖が当時ありました。

毎日家でそういう事をしているのだから、外に出ても当然やっちゃうんですよ。だってそれが普通だと思っていたので。

今思えばとんでもない価値観で育ったもんだなぁ…と我ながら引きます。

何かが起きたらとりあえず殴られた

ふと今日、猫のマロちゃんを抱っこした時に、マロちゃんが痛そうな声をあげたんです。

どうやら足がどこかに一瞬引っかかってしまったみたいで、すぐに手を離して床に置いて足などを確認して「マロちゃんごめんよおおお!」って顔にスリスリして謝ってたんですね。

昔似たような事がありまして、こたつ布団の中で眠っていた愛犬をちょっと踏んでしまった事がありまして「ぎゃん!」って鳴いたんですよ。

急いでこたつ布団をめくって「こんな所におったのか!?大丈夫!?」って言おうとしたら

既に兄にフルスイングで殴られてました。

犬に謝る間もなくぶん殴られて怒鳴りつけられていました。当然ですがわざと踏んだわけでもありません。更に説教をされて「犬に謝れ!」って言われました。

いや…アンタが殴る前から謝るつもりだったよ…と思いつつ…。でもいつもの事ですし、どうあがいても勝てない相手だし、反撃したらもっとひどい目にあうので仕方なく黙って我慢する…という生活でした。完全に暴力支配でした。

今思うと、そういう理不尽が自分の中で日常茶飯事だったので、悪い事をした時点で殴られて当たり前で、自分は殴られてから謝る…みたいな流れがなんか固定概念としてこびりついてたんですよね。

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すぐに殴って怒鳴る親はこういう子供を量産する

実際、僕の兄弟もこの思考でしたから。

殴られたの、父親より兄貴からの方が多いんですよ。既に父親の「暴力教育」が兄には浸透してまして、その犠牲になったのが下の弟達です。

言う事を聞かなければ殴られる。それが我が家だったんですね。

自由とか本人の意思とか関係なしです。親や兄が決めた事を守らなければ殴られます。

兄からはパシリを要求され、どんな時間だろうと応じなければ殴られました。

反撃したら刃物が飛び出てきます。そういう短絡思考を育てたんですね。

たぶん親に殴られた事から本能的に「暴力をふるえば人は従う」という事を覚えてしまったのでしょう。

そして僕は親と兄にやられた事で「僕はそういう人間になりたくない」と反面教師にしました。

ただそれもあくまで上記の出来事があってからですから…ただし友人として付き合っている人を殴った事はこれまで一度もありません。

暴力行為は一番楽で短絡的

今思えば、小さな子供に殴ったり怒鳴ったりして言う事を聞かせる。そうする事が親としても一番楽だったんだろうなぁ…と自分が親になって本当に思います。

「早くしなさい!」「グズグズしない!」「なんでそういう事するの!」「ダメでしょ!」「いつまでも泣くな!」と否定の言葉だけぶん投げて、それでも言う事を聞かなければ殴れば良いんです。

凄いのがいつまでも泣いてたらまた殴るんです(笑)これ実際に親父がやってるシーンが映像で残ってまして、大人になってから見て「そりゃこんな事してたら息子全員グレるわ…バカだろw」って親父に文句言ったぐらいです(笑)

この教育方針って一番楽だと思います。子供って説明しても理解してくれませんから、感情に訴えるのが一番楽。特に恐怖心を植え付ければね、簡単に言う事を聞きますから。

暴力教育のツケは全部親に戻っていった

僕は親父に理不尽に殴られた際に一回だけ殴り返した事があります。

詳細は伏せますが…僕から言わせればあれは親父が悪いので…ついついと言った感じです。

兄は母親を殴って金をせびっていたこともあるそうです(後に知った)

結局全部親に返ってくんだと思います。こういうのって。

また全員が全員バカ野郎に育ったので、当然ながら両親は学校に呼び出されたり、近所で後ろ指さされたり、色々と辛い思いをしたと思います。

これに関しては今となっては本当に申し訳ない限りです…色々な意味で問題児だったので…。

申し訳ないとは思いますが、親になってから思い返すと「そりゃ自分達に返るに決まってるだろ」とは本気で思いました。

両親は喧嘩だらけだし、幼い頃に暴力を染みこまされたおかげで全員喧嘩っぱやいから外で問題ばかり起こすし…とロクでもないバカばかりになりました。

最終的にまた親は子供が起こす問題に悩まされるわけです、でも自業自得だと個人的には思います。

僕にそっくりな娘と僕の違い

僕の娘の性格は僕にそっくりです。と言ってもあくまで性格がねじ曲がる前の僕です。

性格がねじ曲がる前の僕は、幼稚園の頃から「天真爛漫」だとずっと言われてきました。

よく笑い、明るく、何も考えてないっていう…笑

うちの娘を見ていると、当時の自分を思い出します。

いつからこんな性格がひん曲がってしまったのか、思えば家庭環境は最悪だったので、そりゃねじ曲がるわなぁ…とは思うんですけども…。

当然ですが、うちの娘は親に怒鳴られることもなく、殴られることもありません。だからずっと明るいままになっています。

もちろん悪い事をしたら説教はしますが「こういう事はダメだろう」と言うだけで、理不尽に怒鳴りつけたりした事はないです。

あまりに話を聞いてなかったら僕が出て怒る事はもちろんありますが、僕が幼少期にやられたように唐突に殴ったり、怒鳴ったりはしていません。

だからうちの子は、自分自身がほとんど怒った事がないです。

僕にそっくりな性格をしているはずなのに、短気な所や暴力的な部分だけが完全に欠落してます。

それどころか娘に困らされた事が僕はほとんどありません。

悪い事は全然しません。本当に凄く良い子なんです。

自分がそういう幸せな思いをさせてもらっているのも、幼少期に奥さんや僕が理不尽に怒ったりしなかったからじゃないかなぁ…とふと思うんですよね…。

子供は殴っても言う事を聞かない

たまに「子供 殴っても言う事を聞かない」って言う恐ろしい検索ワードで人が来るので、それについての答えも書いておきたいと思います。

子供を殴って言う事を聞く場合もありますが、元々「言う事を聞かない」タイプの子供はもっと言う事を聞かなくなります。それは僕自身がそうだったからよくわかりますが、親に対して敵対心を持つのでよけいに話を聞かなくなります。

嫌いな人間の命令を聞きたくない

「自分を殴ってくる相手=敵」と言う認識が子供に働きます。その結果僕は父親が何を言おうと、兄が何を言おうと言う事を聞きませんでした。

子供を殴り続ければ最終的には屈服するかも知れませんが、内心には「いずれ殺してやる」と言う殺意と復讐心をたぎらせる事でしょう。

実際僕が筋トレを始めた理由が「親・兄・いじめっこに殴り返すため」でしたので、復讐心と反骨心しか頭にはありませんでした。

実際僕は中学生になって力関係が逆転した頃に理不尽に殴られた際に反撃をした事があります。

子供を力で屈服させていればいずれは自分も同じ目にあわされますよ。

親の説明が足りず下手なケースが多い

子供に暴力を振るうケースって、子供を納得させる事が出来てないと思うんですよ。

実際に僕の親も説明が下手で、命令される度に「なんでそんな事をしなければいけないのか」といつも思ってました。

説明の仕方が「みんなやってるからやれ」「◯◯もやってるからやれ」とかいうわけのわからない説明だったのはよく覚えています。

子供を殴る前に、自分が上手く説明する事を考える方が良いのではないでしょうか??

「何故子供が言う事を聞かないのか?」と考えた場合、大体の原因は実は親にありますよ。

そしてその暴力は総て自分に返ってくると思った方が良いです。

子供を殴ったり怒鳴ったりしてませんか?

幼少期に、子供に暴力を振るったり、怒鳴ってばかりいた人は、大きくなってから子供にその暴力や怒鳴り癖で悩まされる事になるんじゃないでしょうか?

ふと自分の娘を見て思った事だったので、まとめておきました。自分への戒めとしても残しておこうと思います。

やっぱ軽率に子供を殴ったり怒鳴ったりしちゃダメですよ。

当然の事ですけど、やれていない人は結構いると思いますよ。

特に「僕はこう育ったんだから」と子供や後輩に同じ事を繰り返すバカな教育者を、僕は多数見てきています…。

個人的にはそういうのは止した方が良いと思いますよって話でした。実際今の自分が100%正しいとは言い切れませんけどね…。

もちろん、本当に悪い事をしたら怒鳴りますけどね。そもそも悪い事をしないのであんまり怒るタイミングすらない感じです…。

いやまぁたまには説教してますけどね…長いんだその説教が…この記事と一緒です!笑

ともかく短絡的に子供を殴ったり怒鳴ったりしてたら、昔の僕みたいなバカな思考になりかねませんよ!!って話でした。

今でもバカですが、昔よりはマシなはずです…!!たぶん。

子供に教える時はちゃんと納得させる形で教えてあげてください。

「どうしてやらないの!」「黙って言う事を聞け!」と暴力や恐怖で支配していたら、それは総て貴方に返って来るかも知れませんよ?

どうしようもない馬鹿な僕ですが、そこそこ早いうちに気付けたのは良かったと本当に思います…。そうでなければ僕は今頃夫婦円満どころじゃなかったとも思います…。

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