体調不良が続いたりすると出てくる口内炎。中々治らず、辛い思いをしている方も多いと思います。私も今までは本当に頻繁に口内炎に悩まされてきました。
今回は辛い口内炎について予防法や治療などを調べてまとめてみました。実際に試してみた治療法もあるので、ぜひ参考にしてください。
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もくじ
口内炎とは
口内炎は、口の中や周りに出来る炎症のことを言います。ビタミンが不足していたり、体調不良のときや栄養が偏っているときに出来やすいと言われています。
口内炎は出来てしまうと、食事をするときなどに口の中に入れたものが口内炎に当たったりして染みて痛くなります。口内炎は出来てからすぐには治らないので結構厄介ですよね…。
口の中を噛んでしまった後に出来る穴みたいなアレです。
口内炎の種類
口内炎にも色々種類があります。一般的によく出来る口内炎は表面が白く窪んだものが多いと思いますが、他の口内炎についても書いておきたいと思います。
アフタ性口内炎
アフタ性口内炎は、誤って口の中を噛んでしまったときやビタミン不足のときなどに出来る、表面が白くて楕円形に窪んだ口内炎です。
アフタ性口内炎は大体1センチ未満ですが、ほんの少しの窪みでも悪化すると食事が困難になるほどの痛みを伴います。大体2週間以内には自然に治ります。
カタル性口内炎
カタル性口内炎は、口内に傷が出来たときに細菌が入ってしまい起こる口内炎です。
口の中が腫れて赤い斑点が出来て、白くただれることがあります。口の中全体に症状が出るみたいなので、ヒリヒリしたりして食欲は落ちることがあるそうですがアフタ性口内炎と比べると痛みは少ないようです。
ヘルペス性口内炎
ヘルペス性口内炎は、ヘルペスのウイルスの感染によって起こる口内炎です。
ヘルペス性口内炎は子供がかかりやすく、口内炎になってしまうと白い水疱のブツブツが出来ます。さらに痛みが強く、高熱が出ることが多いです。
ヘルペスの口内炎は一回発症すると、色々なところに広がります。口の中、舌、唇や喉にも口内炎が出てくることがあるので、ヘルペス性口内炎と分かったら早めに病院へ行きましょう。
子供が多くかかる口内炎なので、近い症状のヘルパンギーナや手足口病と間違われることもあるそうです。
ヘルペス性口内炎は口の中に水疱が出来るので親は中々気づきにくいのですが、ヘルペス性口内炎は高熱が3日以上続くことが特徴なのでおかしいと思ったらすぐに病院に行きましょう。
ヘルペスのウイルスは簡単に他の人へ感染ってしまいます。なので、ヘルペスと判断した場合は患者と共有するもの(タオルなど)はなるべく分けるようにしましょう。
アレルギー性口内炎
アレルギー性口内炎は、アレルギー物質に反応して起こる口内炎です。アレルギー物質は個人によって様々で、果物や野菜などの食物、金属、などに反応して炎症を起こしてしまいます。
アレルギー物質を口内に入れないようにすることで、アレルギー性口内炎は防ぐことができるので症状が出た場合まずは自分にアレルギーがあるかどうかを耳鼻科などで検査するこが大切です。
スポンサードリンク口内炎の原因
口内炎が出来る原因は思った以上にたくさんあります。原因を知っておくことで予防も出来るのでぜひチェックしてみてください。
口腔内の乾燥や傷
口内炎が出来る原因は、口の中の小さな傷からです。口の中に何かが刺さって傷が出来てしまったり、自分の歯で口の中を噛んでしまった時に細菌が入りこみ炎症を起こしてしまいます。
私も良く自分で口の中を噛んでしまい、その傷が悪化して口内炎になります。上の歯と下の歯で同時に2つの口内炎が出来たりすることもあります…。
さらに、口の中が乾燥していると細菌が繁殖しやすくなり口の中に口内炎が出来やすい環境になってしまいます。
なので、口呼吸をしている人は鼻呼吸をするように意識して口の中を乾燥させないように注意が必要です。
食生活の乱れ
口内炎になる人はビタミンが不足している可能性が高いです。私も前まではよく口内炎になっていたのですが、ビタミン剤を飲むようにしてからはパッタリと口内炎にならなくなりました。
ビタミン剤を飲むようにしてからは、口内炎になった後でも治りが早くなったのでビタミンはかなり重要な栄養素だと思います。
ビタミンは、粘膜を守り炎症を抑えてくれる働きがあるのでなるべく食事などでも特にビタミンB2をたくさん摂るようにしましょう。
食生活が乱れている人も口内炎になりがちなので、偏った食事ではなくバランスの良い食事を摂るようにするだけでもかなり効果があると思います。
中々バランスの良い食事を摂るのが難しい、という人はサプリメントなどを使って栄養補助をするのがオススメです。
ストレスや疲労
よく、疲労やストレスが溜まると口内炎が出来やすいという話を聞きます。
疲れやストレスが溜まっていると、体の免疫力も低下してしまいます。そのせいで、口内炎ができやすくなってしまっているので睡眠不足や疲れなどはなるべく早めに解消しましょう。
さらに、疲れが溜まっている状態だと口の中の頬を噛むことが多くなるようです。疲労はマイナスにしかなりませんよ!
口内炎の治療
口内炎の治療には色々な方法があります。ここでは、市販の薬や手軽に出来る治療方法を紹介します。
口内炎は放置していれば2週間前後で自然に治りますが、治るまでは痛みが辛いので自分に合った治療方法を見つけて早めに治したいですね。
塩水でうがい
塩を使った治療方法は、民間療法なので個人差はあると思いますが私は治りが早くなりました。
うがいをするときに、普通の水ではなく塩水にしてうがいをするだけで殺菌効果や消毒効果があるので食後や寝る前などにやると効果があります。
でもやっぱり塩なので、染みるので少し我慢して続けなくてはいけません。でも2周間前後で治る口内炎が3、4日で治りました。お金もかからず、毎日行える方法なのでオススメです。
塩を直接塗りこむ
塩を直接口内炎に塗る、という荒療治もありますがこれは効果がありますが本当にオススメ出来ません。
なんでかって、ものすごい激痛だからです。想像するだけで痛いです。方法は、塩を直接口内炎に塗りこみ、痛みが少なくなってきたところで水でうがいをして塩を洗い流す…これだけでOKです。
私の周りにも塩を直接塗りこむ治療をしていましたが、痛みに耐えられる自信がある人だけがやったほうが良さそうです。
効果はかなりあるみたいですが、あまりオススメはしません…。
市販の薬を使う
私はよく市販の薬を使っているのですが、市販の薬には塗るタイプ、貼るタイプがあります。
私がよく使っている薬はケナログです。口内炎の薬として一番有名な薬かと思います。1日に数回患部に塗るだけでOKです。
口の中の塗り薬なので、つけると唾液で少しずつとれていまうので、塗るなら寝る前が一番効果があるかな、と思います。
寝る前につけて、朝になると大体痛みがとれているので効果は高いと思います。
これは貼るタイプの薬です。私は使ったことがないのですが、痛みが強い時に使うとパッチなので患部がカバーされるので良いみたいです。
ただ、口の中に貼るタイプなので違和感も多少はあるみたいですね。痛みがすごく強いときには塗り薬よりもパッチのほうが良いかもしれないです…。
ビタミン剤を飲む
口内炎が出来る人はビタミンが足りていないことが多いです。なので、普段からビタミン剤を飲むようにすると口内炎ができにくくなるし、もしなったとしても治りがすごく早くなるのでかなりオススメです。
口内炎の原因や治療まとめ…ビタミンを積極的に摂って予防しよう!
実際に口内炎になった時に、ビタミン剤を飲んだ時の体験談が書いてあります。
私は昔から口内炎が出来やすい体質で、ひどいときには一気に4つ出来たこともあり大変でした。でも、ビタミン剤を飲みだしてから一切口内炎が出来なくなったので今でも欠かさず飲むようにしています。
私はビタミン剤の中でもいつもこれを飲んでいます。チョコラBBプラスと同じ成分が入っているそうで、チョコラBBを買うよりもかなり安いのでオススメです。私はいつもまとめ買いしています。
ビタミン剤は体質改善にもなるので、口内炎になりやすい人は普段から飲んでおくのをオススメします!
イソジンを使ってうがい
口内炎になった場合、口の中を清潔に保つ必要があります。そこでオススメなのがイソジンのうがい薬です。
イソジンは口の中の殺菌や消毒をしてくれます。のどが痛いときにも効果的ですが、口内炎になったときにも口の中の消毒と患部の殺菌をしてくれます。なのでうがいをするときには、患部に当たるようにうがいをしましょう。
口内炎がひどい場合には、綿棒などを使って直接いそじんを患部に塗るのも効果的です。
スポンサードリンク口内炎の予防
口内炎にならないためにできる予防法を紹介します。基本的に口内炎は、体調が悪くなったり免疫が低下しているときになりやすいので規則正しい生活を送ることが大切です。
緑茶を飲む
あまり知られていないと思いますが、実は緑茶には消炎作用とビタミンが含まれているので口内炎にはピッタリの飲み物なんです!
口内炎対策にはビタミン剤と緑茶がオススメ!放置してたら悪化する
緑茶についても過去に記事にしているのでぜひ参考にしてみてください。緑茶が口内炎に良いと知ってからは、緑茶ばっかり飲んでいます。口臭予防にもなりますし、一石二鳥です(笑)
本当は茶葉を使って急須で入れた緑茶が一番効果があると思うのですが、面倒なので私は手軽に作れるインスタントタイプの緑茶を買って飲むようにしています。
口の中を清潔に保つ
口内炎は口の中に細菌が増えたり、唾液が少なくなったりするとちょっとした傷などから悪化していきます。
なので常に口の中は清潔に保つようにしましょう。常にイソジンでのうがいをしたり洗口液を使ったりして口の中を殺菌しておくことが大切です。
細菌が繁殖しやすい食後や起床後にうがいや口の中をゆすぐ習慣をつけると口の中を清潔に保つことが出来ますよ。
バランスの良い食事を摂ろう
食生活が偏っていると口内炎はできやすくなります。しっかりとバランスの良い食事を摂り、免疫力を高めて口内炎ができにくい環境を作りましょう。
お酒や糖分が多いお菓子などは体内のビタミンを失ってしまうので、あまり多く摂らないように気をつけましょう。
ビタミンは消炎、粘膜を守る働きがあるのでビタミン剤で普段から摂っておくと口内炎になりにくくなります。
ストレスを解消して溜めないようにしよう
口内炎はストレスからくると言われています。ストレスが溜まると睡眠不足になったり、肝臓に負担がかかったりして免疫力が低下してしまいます。
口内炎を予防するには、ストレスを溜めないようにリラックスできる時間を作ったりストレス解消法を見つけることが重要です。
ストレス解消法には、音楽を聴いたり、カラオケや軽い運動、散歩なども効果的です。自分に一番合ったストレス解消法を見つけましょう。
口内炎にならないために
口内炎にならないためには普段の生活習慣を見直す必要があります。偏った食生活をせず、口の中を清潔にして、なるべくストレスを溜めないように気をつけたいですね。
口内炎は2週間位で自然に治りますが、もし治らない場合は他の病気の可能性もあるので早めに病院に行きましょう。
私も今までずっと頻繁に出来る口内炎に悩まされてきて、予防や自分で出来る治療などをしてやっと口内炎から解放されたので、少しでも口内炎に悩んでいる人に参考になれば嬉しいです。