子供が高熱を出して下がらない時の対処方法…保冷剤などでリンパや動脈を冷やして熱を逃がす

子供
最近子供が急に高熱を出しました。普通の微熱程度なら放置しておいても大丈夫なのですが、さすがに38℃~39℃まで行くと熱を下げなくてはいけません。

私が小児科に子どもを連れて行って病院で教えてもらい昔から子供にしている高熱の下げ方や対処について書いておきたいと思います。なるべくなら座薬や熱さましの薬は使いたくないですからね。ちなみに私の子供は5歳の幼稚園児です。

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もくじ

子供の熱の場合、薄着にさせて保冷剤を使う

結構勘違いをしている人は多いのですが、大人は熱が出たら暖かくして汗をかいて熱を下げるという方法が一般的には言われているので子供も暖かくして汗をかかせれば良いと思っている人が多いみたいですが子供は全く違います。

子供は上手く体温調節が出来ないので、熱が出たときに厚着をさせたりしても汗をあまりかきません。なのでどんどん熱が上がっていって熱の逃げる場所がなくなり下げることができなくなります。

熱が上がっている最中など、手足がまだ冷たい場合や寒がっているときは暖かくして、手足が熱くなって熱が上がりきったら熱を下げる必要があるので薄着にさせることが大切です。

なので、子供の場合38.5℃以上の熱がでたら薄着にさせて保冷剤などを使ってリンパや動脈が集まる場所を冷やすのが効果的です。

熱が出た時の保冷剤の使い方

子供が高熱を出した時の私の保冷剤の使い方を紹介します。保冷剤はたくさんあればあるほど使えるので、保冷剤をもらったときとかには冷凍庫で保存しておくのがオススメです。

保冷剤
保冷剤を包むガーゼやハンカチ、靴下などを用意します。私はいつもガーゼを使っています。まず真ん中に置きます。

保冷剤
続いて左右を包み込むように折ります。

保冷剤
最後に上下を折って完成です。

子供が39~40℃の高熱が出たときに保冷剤を使うのですが、大体一回で5個くらい使います。1回でたくさん使うし、高熱だとすぐに溶けてしまうので替えも用意しておいたほうが良いと思います。

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冷やすと効果的な場所

冷やす場所
子供が高熱を出したときに冷やしている場所は首、脇の下、足の付根、足首です。リンパが集まっていて太い動脈があるので、この動脈がある部分を冷やすことで体の体温を下げることが出来ます。

あまりに頭が熱い場合は、氷枕やアイス枕を使っています。アイス枕を使うことで首も冷えます。冷えピタをおでこに貼るのはあまり意味がないと言われています。

本人がおでこに冷えピタを貼って気持ちいいなら付けても良いと思いますが、私は冷えピタは保冷剤では追いつかないときに足首や脇の下に貼っています。

大体この方法で高熱が出た時は過ごしていますが、40℃前後をウロウロしはじめたときに座薬を使うだけで他はあまり座薬は使わないようにしています。

水分補給は忘れずに!

2~3歳のときに高熱で入院したときも、病院では点滴をして寒い時期にもかかわらずタンクトップ一枚のみとオムツ一枚だけで、上で紹介した部分を保冷剤を使って冷やしていました。

子供は熱が出たらビックリするぐらい体温が上がる事があります、熱が上がりきったらリンパや動脈の部分を冷やしましょう!それだけでも結構下がってくるので、親としては安心できるとおもいます。

もちろん大人と同じように子供も熱が出た時は水分補給だけは忘れないようにしてくださいね!体を温めるのではなく冷やして熱を逃した方が良い点以外は大人の時の対処と大差はありません。

繰り返しますが手足が冷たく、本人が寒がっている間は温めた方が良いですが、熱が上がりきって「暑い」って言い出したらもう脱がしてリンパや動脈を冷やして体温を下げる事が大事なんだそうです。