今回は僕が物心ついた頃から愛してやまなかった名作ゲーム「トランスフォーマー コンボイの謎」について熱く語りたいと思います。多分同年代の人はこの時点で展開が読めたはずです。
僕はこのゲームを子供の頃に何回…何百回もプレイしていました。むしろ毎日やっていました。
未だに思い出すとやりたくなる子供の頃からの思い出のゲームなのでここに残しておきます。
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もくじ
ゲーム史に刻まれたファミコンの名作
FC…つまりファミリーコンピューター、要するに任天堂の「ファミコン」の名作ゲームである「コンボイの謎」ですが、1986年12月3日に発売されたソフトで、僕が1983年生まれなので僕が3歳の頃に発売されたゲームであり、まさに僕はコンボイの謎をプレイするために生まれてきた世代と言っても過言ではない。
僕は幼稚園に入った頃には既にマリオなどをプレイしており、家で遊ぶ時はゲームがメインのまさに「ファミコン世代」である。
おかげで30歳になった今もゲームは大好きだし、当然パソコンなどの機械系には強くなっている。子どもの頃に遊んで来た物は全て無駄にはならないと言う事だ。ファミコンばっかやってる子どもじゃなければこうもPCばっか触る事もなかったであろう、多分。
ではこの「コンボイの謎」とはどんなゲームなのかをまず説明したい。
そもそもこいつコンボイじゃねぇ
僕は子どもの頃からカセットの表紙を見ていた事もあり、てっきり「僕が操作しているのはコンボイなんだ」と思ってプレイしてきた。何百回、何千回もゲームオーバーになりながらも僕はコンボイを操作していると思って来た。
だが大人になってから衝撃の事実を知る事になる。
そもそもこのゲームのストーリーはコンボイが瀕死になり、ウルトラマグナスとやらが指揮官に任命された話だそうで「コンボイの謎」ってのは要するに「コンボイが誰に殺されたのかを探れ」って話だったようで。冷静に考えたらゲームを始める時にコンボイっぽい顔から3つの球が「ぴーん」と飛び出して主人公(ウルトラマグナス)に入って行くシーンがあるので、そういう事のようである。
ちなみにその際にチカチカ画面が光るが、後に「ポケモンショック」で話題になったてんかん症状を引き起こす恐れがあるとか何とからしいが、何も気にせずガキの頃からずっとプレイしてきた僕はなんだったのだろうか。
とりあえず主人公はコンボイではなく、とっくにコンボイは死んでいたのだ。23歳頃にようやく真実を知り「ああ、僕のコンボイが!」とか言っていた僕の20年間を返して欲しいと本当に思ったものである。
スポンサードリンククリアしても意味ねぇ
全10面で非常に難易度が高いゲームとして有名で、特に1面と2面が非常に難しいが、実はこの2面をクリア出来ればその後はそこまで難しくはなく、結構サクサクと進める事が可能になる。
僕の中の基準は「1~2面をノーミスでクリア出来れば全クリ可能」と言う感じだったのは強く覚えている。
子供らしく敵の名前を勝手につけており、途中に出てくる宇宙ステージの変なバツ印みたいな飛んでくる奴の事を「トーシバ」とか呼んでたのはよく覚えている、何故トーシバなのかは未だに不明。
ちなみに大人になってから必死にプレイし続けて全ての面をクリアした後に、いつもの「チャーチャチャーチャチャーン♪」が流れてきて1面に戻された時は本気で泣こうかと思った。恐るべしゲームである。
ちなみにWikipediaを見ると、全クリアした際に各ステージに登場する「R」「O」「D」「I」「M」「U」「S」を取っていると自機がロディマスコンボイに変化するらしい、外見が赤色になるだけとかなんとか、正直「知るかボケ」って思ったし、頑張ってクリアしても特に見返りはございません。
耳障りなBGM
プレイした事がある人はわかると思うが、このゲームは電源をつけると左から無音でタイトルが流れてきてから「チッチッチッチッチッチ♪」と音がして「コンボイの謎」と言うサブタイトルが音に合わせて一文字づつ表示されてからオープニングBGMが流れる。
このオープニングBGMは無敵状態になるアイテム(マリオで言うスター)を取る時に流れるBGMでもあるが、ゲームオーバーになる度にこのオープニングに速攻で戻される度に、聞く度に「無敵になった喜び」と「ゲームオーバーになった絶望感」の両方が脳裏に蘇り非常に苦しめられる事になる。僕のような中毒者からすればある意味麻薬のようなBGMである。
更にゲームスタートをすると「ピーン」とコンボイからウルトラマグナスにマトリクスとやらが継承されるシーンになり、すぐに「チャーチャチャーチャチャーン♪トゥルルルルルーン♪」と言うBGMが流れる。ステージ開始時のBGMでもあり、死亡して再開する度に流れるBGMでもあるため、ステージクリアして「ホッ、次に行けた!」と言う安堵感と「ああ、また死んでしまった!」と言う焦燥感の両方を湧き上がらせる耳障りなBGMである。
僕ぐらいの中毒者になると、このスクリーンショットを見ただけで殺意が湧きます。
ステージ1が始まると「チャーラーチャララララーン♪ チャーラーチャララララーララーン♪ チャーラーチャラララーン♪ チャーラーン♪」って感じのBGMが流れる。
ちなみに熟練者でも失敗した時は、最初の「チャーラーチャラララーン♪」の時点で死んでいます。
その間わずか5~10秒程度だと思われる。
つまり「チャーラーチャラララーン♪ バボーン!(ウルトラマグナスが爆発した音)」と言う事になるのだ。
つまり音声で表現するとこういう事になる。恐らく僕と同世代の中毒者はこの音だけでも「あるあるあるwww」と言う事だろう。
「チャーラーチャラララーン♪ トゥルルルルーン♪(ステージ開始音) チャーラーチャラララーン♪(ステージBGM) バボーン!(死亡) チャーラーチャラララーン♪ トゥルルルルーン♪(ステージ開始音) チャーラーチャラララーン♪ バボーン!(死亡) チャーラーチャラララーン♪ トゥルルルルーン♪(ステージ開始音) チャーラーチャラララーン♪ バボーン!(死亡) ターララッタラータラララタラーラン♪(ゲームオーバー音) チッチッチッチッチ♪(OP音) ピーンピーン(ゲームスタート音) チャーラーチャラララーン♪ トゥルルルルーン♪(ステージ開始音) 以下無限ループ」
これはマジです
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これがコンボイの謎だ!!
あるあるあるあるあるwwww
すぐに死ぬからってイラついたら負けなんだよなこのゲームwww
操作が難しい
何が難しいってこのゲーム操作が難しいのだ。ジャンプの調整もしづらく、例えば右側に飛んだらすぐに左側に修正する事も不可能である。
また十字キーを下に押す事でトランスフォーム出来るが結構なタイムラグが発生するので、トランスフォームしている間に死ぬのだ。
また敵を攻撃すると何故か飛行機状態からトランスフォームして人型になって下りてくるが、人型の敵には攻撃が当たらず、倒すにはこちらもトランスフォームして車型になって、Aボタンで全貌に攻撃するしかないのだ。ちなみにその攻撃もラグがあるためあたりにくい、ハゲである…。更に最初から車状態で突っ込んでいくと、途中に出てくる戦車にAの前方攻撃が当たらず突っ込まれて死亡するケースも多々あるので、結局車型はあまり使えない。
また敵の攻撃してくる弾がめちゃくちゃ小さく見えないのも特徴的である。
飛行機状態の敵を撃ち殺そうとこちらがジャンプすると突然死ぬ事もざらである。ちなみに突っ立ってても突然撃たれて死ぬ事もある。まさに動画でもそのシーンが撮影されているが実に理不尽だ。
恐るべし操作の難しいゲーム…まさに「不自由さを楽しむゲーム」となっています。
Wiiでもプレイ可能です
ちなみに「トランスフォーマー コンボイの謎」は任天堂Wiiのバーチャルコンソールでもプレイ可能となっておりまして、500ポイントで購入可能です。
興味が出た方は是非ダウンロードしてプレイしてみて下さい。そして同世代の人は「ああコンボイの謎やりてぇ!」ってなる事は必須なので是非やってみて下さい。僕もちょっとやりたいです(笑)
なんかふとコンボイの謎が懐かしくなったので書いてみました…笑