結婚をしてからも人生の中では変化はつきものです。心の移り変わりもあれば職場の移り変わり、転職をする事もあるでしょう。そういう「変化」の時に障害になるのが「同居人」「家族」の存在です。
結婚をして数年経ちますが改めて思ったのはこの「変化についてきてくれるのかどうか」も凄く大事な要素なのではないか…?という部分です。
今回は「変化についてきてくれる配偶者の方が良いよね」って話をしたいと思います。
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もくじ
変化を嫌う人は多い
生活が変化する事を恐れる人は実に多いです。
例えば住居が変わる事を恐れたり、携帯のキャリアを変える事すら恐れる人もいます。
少なくとも僕達日本人は遊牧民のような生活よりも、一つの場所にどっしりと腰を据えて過ごす事を好む傾向が強いと思います。一つの会社、一つの職業、一人の配偶者で終える事を好みます。
なので、変化を嫌う人はかなり沢山いらっしゃいます。僕の周囲はもちろん、そして僕自身がこの変化を嫌うタイプなのでよくわかるのです。
変化を嫌う理由
変化を嫌う理由は単純です「知らないから怖いのです」
初めて会う人には警戒しますし、SNSの初投稿は緊張します。初登校や初出勤も緊張しますよね?でも一度行くようになって慣れてしまうと、最初の抵抗や緊張はどこへやら、毎日ダラダラとその場所に向かう事が可能になります。
これが人間の慣れです。慣れてしまえば人間は何も気にせず行動を起こす事が可能になります。
ですが慣れるまでに時間が必要な人もおり、また最初のその変化を恐れて最初の一歩を踏み出せない人がたくさんいるわけです。
変化を許容してくれる人かどうか
この「変化を許容してくれる人かどうか」って凄く大事だと僕は思いました。
結婚をしてから何年も経つと、やはり大なり小なり環境が変わります。
僕の場合は転職もしてますし、独立もしています。その際に快く応援してくれるのか「アンタそれ大丈夫なの?」と疑惑の眼差しを向けてくるのかって凄く大事だと思うんです。
僕の場合は快く応援してもらいました。ですがそれでもやはりその状態に僕が甘えてしまって、ここ最近はダメな状態が続いていました。そこでまた僕は自分の環境を変える事にしたんです。
その際に、またもや奥さんは二つ返事で許容してくれました。
変化を受け入れてくれる妻だとありがたい
僕は結構独断専行で色々と決めてしまう所があります。そして妻に相談する時には既に僕の意志は固まっている事が多いのです。
だから今回「環境を変えたい」と言った時点で、頭の中は「どのように説得するか」でいっぱいでした。
こちらにも考えがあって一大決心を話すわけなので、相手の反発も予想してどのように丸め込むか考えるわけですよ。
でも奥さんはその環境の変化について話した際に「どれだけお金が必要なの?」「それで上手く行くの?」「アンタそれでやれるの?」系の発言を一切しませんでした。
「うん、わかった。頑張ってね」の一言で終わらせてくれました。
これだけでもやっぱり僕はありがたいと思うのです。人様の話を聞いていると、こういう時に凄い怒ってくる人とかいるらしいので…やっぱり仕事を変える時とか、色々と変化を打ち出す時に怒る配偶者って結構いると思うんですよ…。
自分も配偶者の意見を尊重したい
例えば専業主婦だった妻が外に働きに出たいと言った場合とか「職業を変えたい」と言った時に、ある程度は本人の意志を尊重出来る人間になりたいと僕も思います。
今回僕も環境を変えましたが、その際に妻にも環境を変えてもらいました。これまで僕自身を含めて、妻もダラダラ生活していた所がありました。
四六時中一緒にいて、お互いに甘えてしまっていた部分は確実にあったと思います。その状態で何年も過ごしていたので、自分達が常に一緒にいるのが当たり前で、仲が良いからそれでお互いに最も気分が良い状態だったんだと思います。
ですがそれだとあまり良い状態とは言えなくなってしまっていました。だから「環境を変えよう」と僕は妻に言い出したわけなんですが、その際に妻の環境を変える際に、僕から指示は出していません。
とりあえず「どうすれば良いかわからない」と妻が悩んでいたので、二択を出して本人に選んでもらいました。その選択については途中でギリギリになってから妻が変えたりもしたのですが、僕はそれについては文句は言っていません。
ただし「選んだ以上は頑張ってもらう、これでやらなかったら怒ります」とだけ伝え「お互いに真面目に行動しているか見張ろう」と僕達は決めて今回の環境変化を実施しました。
色々な環境変化に文句も言わずに付いてきてくれる妻に対して、自分も妻の意見があったときには尊重したいと思える出来事でした。受け入れるということは中々難しいことだと思います。
スポンサードリンク話し合える夫婦関係が実に理想
今回、お互いに至らぬ所があるので「もっと修正しよう」と言う話し合いをしたのですが、一切喧嘩はしていません。
僕が「怠けすぎ、甘え過ぎ、人生舐めすぎ」と友人に怒られて(笑)「このままではいかん!」と言い出した事だったのですが、妻は一切否定しませんでした。
この「変化」に対して嫌がる事なく「より良くしていこう」と同じ方向を向いてくれた事が僕は非常に嬉しかったんです。
僕だけが意識改革をしても、そこで妻が変わらなかったら中々踏み出せません。そこで足を引っ張られてしまうと泣けてくるので…今回は全くそんな事はなく、妻も同じように改善する事を目指してくれて、実際に現状はかなりプラス面に働いています。
相談もちゃんと聞いてくれる
僕はどうしても人と話して問題解決を図るタイプです。自分で結論が出ていても、ただ聞いてくれる人が欲しかったりします。ワガママ野郎です。
妻はそんな僕の話をちゃんと聞いてくれます。話すだけ話して「ごめん解決方法を思いついた、解決したわ」と言っても「良かったねww」と軽く呆れながらですが、笑って聞いてくれます(笑)
僕の相談も聞いてくれるし、僕が変化を促す言葉を発しても妻は聞いてくれます。これが本当にありがたいです。この「変化を許容する」点について、本当に配偶者にはこれを求めた方が良いと僕は今回思ったんです。
変化を恐れる人は現状維持にこだわる
どうしても変化を恐れる人は、現状維持にこだわります。
「格安SIMに変えた方が安いよ!」と必死に説得しても「でも〜〜〜」「通信速度が〜〜」「やっぱり大手じゃないと〜」「iPhoneじゃないと〜」的に、何かしら行動を避ける理由を探すのです。
これを配偶者にやられると、本当に進化する事が出来なくなります。
もちろん配偶者が上手い話にノセられて、詐欺に騙されている場合は止めないとダメですけど…(笑)
挑戦を応援しない配偶者もいる
酷い人になると、パートナーが新しく始めた事業で失敗した際に「ほらだから失敗したじゃん」「やめろって言ったのに」「アンタが勝手にやるから」と追い打ちをかける配偶者もいると聞きます。
酷い人になると、仕事から帰ってきた際に「あ〜疲れた〜」と一言漏らすだけで「アンタが選んだ仕事でしょ」と言ってくる人もいるそうで…世の中は恐ろしいです。
僕はそんな酷い事を言われた事はないのでありがたい限りです…だからこそ自分もそんな事を言う配偶者にだけはならないようにしたいです。
配偶者が新しい事を始める時、頑張っている最中に追い打ちをかけてとどめを刺すようになってしまうと、本当にそれこそ「結婚は墓場だ」と言う事になりかねません…。
スポンサードリンク変化を嫌う人を見極める方法
では結婚前に「この人は変化を嫌う人だな…」と見極める方法はどうすれば良いのかと言うと、簡単です。
デートコースを唐突に変えてみたり「たまには違う所に行こう」「違うお店を使おう」などの提案をしてみると良い。これを嫌う人は結構変化を嫌がるタイプです。
縄張り意識が強いと変化を嫌う
簡単に言うと縄張り意識が強くて「自分のテリトリー外に出る事を嫌う人」が変化を恐れるタイプの人なんです。
なんでそう思うのかと言うと、僕がそうだからです(笑)
僕自身が元々旅行嫌いで、自分が知らない場所に行く事を嫌がりますし、遠出も嫌いです。新しい事をするのも嫌がります。そういう人は変化を恐れるタイプなんですね〜。
旅行好き・新しいもの好きは変化を好むタイプ
旅行が好きだったり、新しい店に行くのが好きだったり、新しい物にすぐ飛びつくタイプは変化を好むタイプです。
女性は旅行好きが多い気がしますが、新しい物を嫌う傾向にある人は結構います。特に住む場所や仕事に関しては、旦那が変えようとすると嫌がる人は結構多いですよね…。
どうしても人間には縄張り意識があるので「ここが最も快適」「ここの方がマシ」的に考える人が多いので、こういう人だと変化を嫌う傾向は結構強いと思います。
ただこれはあくまで僕が勝手に思っている事なので…実際は違うかも知れません!(笑)
でもやっぱり引きこもり気質な人は変化を嫌う事が多いと思います。それは僕自身がそうだからよくわかります(笑)
話し合える夫婦関係がやはり理想
仮に変化を嫌う人と結婚をしたとしても「どうしても環境を変えたい」「チャレンジしたい」と話した際に、ちゃんと話を聞いてくれるのかどうかは凄く大事な要素になるのではないでしょうか?
僕は配偶者と話し合う事が出来る環境を持てた事を凄く感謝しています。妻が僕の話を聞いてくれるから、僕も妻の話を聞きたいと思うし、同じように何かしらお返しをしてあげたいと心から思っています。
今回の環境を変えた事に関しても、成功したら妻に何かしらのリターンをあげたいと思って頑張っています。
この「問題を話し合える関係」って、夫婦円満には最も必要なものだと思います。
以前紹介した「修正力」に関してもそうなんですけど、これがあるとないとで人間関係が大きく変わるんじゃないかな…。
特に「配偶者の挑戦を応援してくれる」っての、凄く大事な気がします…。
僕の事だからまた何かしら人生の中で変化をつけようとする事はあるんでしょうけど、その時にも良い話し合いが出来ると良いなぁ…と改めて思いました。
奥さんが何かしら挑戦したいと言った時には「良いじゃん、頑張れ〜」って言える夫でいたいとも思いました。