僕には小学1年生の娘がいます。
普段、あまり娘に怒らないようにしていますが、最低限のマナーについては流石に何度も言うようにしています。
娘に怒る最低限のマナーって、例えば食事の際に左手を出すこと、テーブルに肘を突かないこと、膝を立てないこと、この辺りです。
疲れている時などにボーっとしててテーブルについつい肘を突いてしまうことが増えているようでした。
疲れてて、眠そうにしているのは見ててわかるのであんまり怒るのも可哀想だと思ったんですよ。
でも言わないといけない、さすがに女の子で食事のマナーが悪いのは将来的にも損をするのが目に見えているので、ここだけは譲るわけにはいかなかったんです。
そこで子供が好きなアニメから新しい罰則を考えつきました。そしたら子供も喜んで様々なことに取り組んでくれるようになったので、今回紹介したいと思います。
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もくじ
小学生の娘が好きなアニメから説教法を取り入れる
娘が大好きなアニメに「プリパラ」というものがあります。
このプリパラのキャラクターが「パプリカ学園校則 第○条~」というのを語り続ける名言があるそうです。
娘が頻繁にそれを真似して、僕に文句を言ってくることが多々有りましてですね…笑
その度に「パパに○○枚目の違反チケット!」と、投げるモーションをしてきてたんですよ。
実際に僕はプリパラを見た事はないんですが、おかげで「パプリカ学園」ってものと「何かしら厳しい校則がある」ってことだけは覚えました。
そこで娘にこれを応用することに決めました。
最初はあまりにも食事の際に左手を出さなかったりしてマナーが悪く、それが何度言っても治らないので「いい加減直さないとパパそろそろ本当に怒るよ?」て言ったんですが「怒鳴って無理矢理治してもしょうもなくね?」と、その場で思い直したので、今回の提案を思いつきました。
説教ルールは臨機応変でも良い
と言ってもチケットは実際には作りません。面倒なので
僕が娘にあてはめたのは、あくまで名称だけです。娘の好きなことなら喜んで取り入れるだろうと思ったからです。
そこで娘が「パパが既に注意したことを繰り返してやらかした場合のみ適応する」と言う条件で、違反回数を数えることにしました。
だから娘が食事のマナーを犯した際に「あーまた左手が出てない、違反チケット1枚目ね」と言うと、娘は笑いながら「あちゃーこれで1枚目だー!」と言うようになりました。
違反回数は1日でリセットされますが、夜に違反回数×5で腕立てと腹筋が課されるようになりました。
違反回数は大体一日に0~3回程度になってます。腕立てと腹筋をする暇がない日は、翌日に持ち越しになります。
これがまた案外効果的でして、違反チケット制を導入してから娘の違反回数は劇的に減りました。
前までは食事の際に3~5回は注意してたのが、最近は1回あるかないかになってます。それも違反チケット制を導入した直後からです。
あまりにも効果がありすぎて、劇的に改善されてしまったので、違反チケット制の適応場所をさり気なく増やしてるぐらいです(笑)
最初は「食事の時だけ」って決まりでしたが、最近は「あまりにも話を聞かない時」「何度も同じことで注意された時」に拡大しています(笑)
例えば「ママが何度も呼んでるのにゲームしてて反応しなかった時」とかは、僕が気付いたら「あれ?今のは違反チケットじゃない?w」って笑いながら言うと「あちゃー○回目だぁーwww」って娘は自分から加算していきます…特に不満も言いません…笑
スポンサードリンク罰は子供だけじゃなく親も一緒にやる
この罰則制ですが、娘一人にやらせたらなんかガチの罰を与えているようにも感じるので、楽しんで取り組めるように僕と奥さんも含めて三人で行うことにしています。
例えば昨日は遊んでたので腹筋と腕立てをしていなかったので、なんと今日は合計で6回分の違反が溜まっていました。
その場合なんと腕立て30回腹筋30回です。
内心「さすがにこれは途中でリタイアしても責められないな…」って思ってたんですが、横で敢えて僕が変顔しながらプッシュアップバーを使って腕立てしたりしてたら、娘も大笑いしながら一緒にしてくれまして、なんか普通に30回やりやがった…なんなんだコイツ一体…笑
娘も身体をそれなりに鍛えられて、パパとママも筋トレになって、一石三鳥ぐらいになってます…笑
でもこれが大事だと思う「怒られることすら総て遊びに変えてしまおう!」ってのが僕の狙いです。
もちろん、娘は「食事マナーを良くする」ってことはちゃんとわかってくれているので、わざと破ることはしません。
でも違反チケットを切られることを嫌がりもしません。そして腕立て腹筋も自分から進んでやってくれています。
娘の大好きなプリパラの要素を取り入れたこと、そして親も一緒にやっていることが大きいんだと自分では勝手に解釈しています。
単純に「こら!ダメでしょ!」って怒られるだけだと、子供には後味の悪さだけが残ると思うのえ、マナーを改善しつつ、筋トレになりつつ、親子での遊びにもなりつつ…って感じで、全部ポジティブな要素に変えることにしました。
これは僕が子供の頃に親父が注意する前に殴るタイプで、その度に「なんで僕は殴られるのに、親父がやらかした場合は何もないんだ、不公平だ」ってずっと思ってたからです…笑
違反回数はホワイトボードに書く
違反回数は基本的には頭に覚えてますが、ホワイトボードを100円ショップで買って来て、壁にかけています。
気がついたら奥さんや娘がイラスト付きにしていました。
左に違反回数、右に×5の答えを書いています。どの絵が子供が描いたもので、どれが奥さんが描いたかは想像にお任せします(笑)
ちなみにこれによって娘は小学1年生にして掛け算の5の段を地味に覚えました…笑
会話で「では問題です。今日は違反3回目なので、腕立て腹筋何回でしょーか?」って言うと「ん~……15回!」って結構的確に返って来るようになってきて、ビビりました…遊び感覚だとマジですぐに覚えます子供は…笑
引き算もまだやってないのに…なかなかやりおるわ…。
スポンサードリンク子供が好きなモノを取り入れると集中力が違う
今回実感したのはこれです「子供が好きなものを取り組むと良い」ってところです。
娘が本当にプリパラ大好きなので、怒る際にプリパラの要素を組み込んだだけで、凄く集中するようになりました。
「違反したら罰則がつく」ってことも全く疑問にも思っていません。これはたまたまアニメの要素にマッチしたからなんでしょうけど…笑
個人的にはこういう「子供が楽しめる要素」を取り入れるのは凄く大事だと思います。
かたっ苦しい説教だけで子供が聞くはずないんだなぁ…と改めて今回通関しました。
マジで違反チケット導入してからも娘の改善がめっちゃくちゃ早かったので…こういう「子供も楽しんで取り組めるアイディア」はマジでオススメなので、お子さんに合ったもので取り入れてみてはいかがでしょうか!?って話でした。
ちなみに罰則を腕立てと腹筋にしたのは、娘の習い事で絶対にやらなくてはいけないものなので、やれないと今後100%弊害になるから「今のうちに覚えなさい」って意味で取り入れています(笑)
個人的には「あんまり過剰な筋トレはさせたくない」って思っているので「この程度で違反チケットは加算しないようにしよう」って思ってても、娘が自分から「あちゃー今のは違反チケットだー!」って自分で反省し始めて勝手に加算するので、知らないうちに回数が増えてることが多々あります…。
それぐらいすごく集中して勝手に「悪いことをしたら罰がある」って状況を本人が楽しんでおられましてですね…「いや…そこ別に怒ってないんですけど…」って所まで勝手に治そうとしてます…どこまでもクソ真面目というか良い子というか…笑
ってわけでマジで我が家では劇的に変化があったので、説教をする際には「プリパラの違反チケット」が、じゃなくて「子供が好きなアニメとかの要素を取り入れること」がオススメでございます。