花粉症になった時の治療・予防法のまとめ…毎年薬は発症前に飲んでおこう!

花粉症

春が近づいてくると沢山の人が鼻水と目のかゆみで悩まされてしまう花粉症について色々と調べてみました。自分自身も花粉症なので、少しでも症状を抑えるために予防法や対処法などをまとめておきたいと思います。

花粉症は春に限らず、夏でも秋でも冬でも症状が出る事があるぐらい厄介なものです。沢山の人がかかっている病気なので、症状を軽くするためにできる予防法などぜひチェックしてみてください。

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花粉症とは

花粉症は、植物の花粉を吸い込むことによってくしゃみや鼻水などのアレルギー反応を起こしてしまう病気です。

季節によって飛ぶ花粉が変わってくるので、どの時期に花粉症にかかるかによってどの植物の花粉にアレルギー反応を起こしているのかが大体わかります。

花粉症の時期

花粉症と原因となるのは植物による花粉です。多くはスギ花粉が原因とされています。ですが、今は花粉症でもアレルゲンとなる植物はスギ花粉以外に約50種類以上もあると言われています。

季節性のアレルギーというだけあって、季節によって飛ぶ花粉は違ってきます。

花粉症になりやすい主な植物の花粉飛散時期は…

植物名飛散時期
ハンノキ科1月~4月頃まで
スギ1月~5月頃まで
ヒノキ科3月~6月頃まで
カモガヤ4月~10月頃まで
ブタクサ8月~11月頃まで
ヨモギ8月~10月頃まで
カナムグラ9月~11月頃まで

となっています。まだまだありますが、よく聞く花粉症の原因の植物はこんな感じです。

地域によって花粉が飛ぶ時期も多少変わってきますが花粉症になる時期を把握しておくと、花粉症になる前に対策などが出来るので便利だと思います。

花粉症の症状

花粉症の主な症状は、鼻水、くしゃみ、鼻づまり、目のかゆみです。

全て体内に入り込んできた異物(花粉)を外に出そうとして起こる症状なのですが、これが結構うっとおしいんですよね…。

鼻に出る症状

花粉症で特徴的なのが症状がひどく、長い期間続くということです。くしゃみは続けて5回以上出ることもあり花粉症の時期が終わるまで頻繁に続きます。

鼻水は何回かんでも中々スッキリしなかったり、鼻の中が詰まってしまって鼻呼吸が出来なくなるほどひどい状態になることが多いです。しかもその状態が花粉の時期が終わるまで続きます。

花粉症の鼻づまりであまりに鼻をかみすぎて、私の旦那は中耳炎になったこともありました…。中耳炎って子供がなるってイメージが強いですが、大人でも鼻をかみすぎたりすると中耳炎にかかるので注意ですよ。

更に、花粉症で鼻水がひどいと寝るときなんかに鼻水が喉に流れていき喉を痛めることもあります。特に鼻が詰まっている時なんかは口呼吸になりやすいので、口の中が乾燥してしまい、それが余計に悪化させる原因となってしまいます。

花粉症なのか風邪なのかわからない場合は、少し様子を見て症状が良くなる気配がなく長期間続くようなら花粉症を疑った方が良いと思います。

目に出る症状

花粉症で目に出る症状は、目のかゆみ、充血、涙が出る、です。

特にかゆみは結構ひどいので、痒みがあるからって目をこすったりすると目を傷つけてしまって更にかゆみが増すのでなるべくこすらないように気をつけましょう。

私は、花粉症で目が痒すぎて無意識にこすりすぎてしまい目が真っ赤に充血して上瞼のゴロゴロとした違和感が常にあって中々治らなかったことがあります。病院に行くと目の炎症と結膜炎になっていました。

ひどくなると結膜炎になったり、白目の部分が水ぶくれのようになってしまう結膜浮腫になる可能性もあります。

目が痒い場合、放置せずに早めに病院に行くのがオススメです。

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花粉症の治療

花粉症の治療は、一般的には抗ヒスタミン剤や抗アレルギー薬が処方されます。症状がひどい場合には、ステロイド薬も処方されたりします。

花粉症の薬は飲み始めてから効果が現れるまで、約2週間位かかると言われています。なので、薬を飲む場合は花粉症の時期になる2週間前からの服用が効果的みたいです。

今では、子供も花粉症になりやすいので子供用の花粉症の薬も病院に行けば処方してもらえますよ。

何科に行けばいいのか

初めて花粉症で病院に行く場合、何科に行けばいいのか、と悩む人が多いと思います。基本的には、花粉症の症状で一番つらい症状が出ている科に行くのがオススメです。

鼻水やくしゃみが止まらなくてひどい場合は耳鼻科、目の痒みがひどいのなら眼科、というのが一番ですね。

ですが、今は内科でも検査や薬の処方もしてくれるので耳鼻科や眼科が混雑している場合などは、かかりつけの内科があるのならそちらでも大丈夫です。旦那は花粉症で内科に通っていましたが、抗アレルギー薬と点眼薬を処方してもらえました。

アレルギー検査をしよう

花粉症の原因となる花粉は50種類以上があるので、花粉症になった場合はアレルギー検査をしてみるのをオススメします。

アレルギー検査をする場合は、耳鼻科か内科で受けることが出来ます。費用は大体3000~6000円くらいです。

花粉症の検査は普通のアレルギー検査と一緒で血液検査です。血液をとってから大体1週間程度で結果が出ると思います。

一回の検査につき、6~12項目のアレルギーを調べることができます。その時期にあった花粉のアレルギー検査をしてもらいましょう。

検査結果で、どの時期の花粉なのかというのが明確に判るので花粉症対策をするのには結構重要だと思います。どの時期の花粉なのか曖昧になってしまうと、治療の時期が遅れたりして辛い思いをしなくてはいけないですからね。

花粉の予防法

花粉症にならないために、少しでも症状を和らげるための対策や予防法を紹介します。早めに予防をしておくだけでもかなり変わってくると思います。

室内で出来る予防

室内でできる花粉症予防としては、花粉を室内に持ち込まないことが大切です。

花粉を室内に入れないために出来る対策は、窓を開けない、布団を外に干さない、こまめに掃除する、湿度を上げることが大切です。

とはいっても、ずっと布団を外に干さないというのは難しいので花粉があまり飛んでいない日に布団を干したり、花粉が少ない午前中などに干すのがオススメです。

洗濯物に関しても同じで、花粉の少ない日に外に干したり、部屋に入れる際には花粉を払ってから入れましょう。

今はこういう花粉を吸い取ってくれるブラシも売っています。洗濯物を取り込むときにブラシを使ってから入れるとより効果的だと思います。

アレルゲンを減少させる花粉防止スプレーも売っています。衣類や寝具などの花粉が気になるところにスプレーして花粉を減らすことが出来ます。部屋の花粉が気になる場合はオススメです。

ブラシやスプレーは外から帰宅した際にもよく使われます。花粉を家の中に持ち込まないためにも対策はしっかりとしましょう。

家の中に入ってしまった花粉は、湿気があると床に落ちるので加湿器をつけたりして部屋の湿度を保ちこまめに掃除機をかけたり床を拭いたりすることで部屋の中の花粉を減らすことが出来ます。

外出時に出来る予防

花粉が飛んでいる時期は外出が一番危険です。出来るなら外出はしないほうが良いのですがそんなことは言ってられないと思います。

なので外出時で気をつけたいのは、マスクをつける、ゴーグルをつける、花粉がつきにくい服装にする、外出は最小限にする、くらいですね。

マスクは布のものではなく、このような立体の使い捨てのマスクがオススメです。人によって大きさとかも変わってくるので、なるべく隙間があかないものを選びましょう。

花粉の時期は外出時はかならずマスクを着けたほうが良いのと、意外と早く無くなってしまうので早めに大量買いしておくと便利です。

そのまま顔にスプレーするだけで花粉症の症状が治まる見えないマスクも売っています。

マスクをしないと怖いという人はマスクの上からこのスプレーしても効果があります。症状がひどく、少しでも花粉症の症状を抑えたい人にオススメです。

ゴーグルは、メガネ屋さんなどでも購入できると思いますがネットでも購入することが出来ます。花粉の時期で外に出歩きたくない場合はネットが一番便利かもしれません…。

ゴーグルと言っても見た目は普通のメガネとあまり変わらないので着けてて恥ずかしい、ということはないと思います。

大体1000円前後で購入出来ると思うので、目の症状が強い場合は外出時には必ずゴーグルを着用したほうが良いですよ。

花粉のつきにくい服は、ナイロンやポリエステルのものがオススメです。手触りがツルッとしているものが花粉がつきにくいです。

フードがついたものやウール素材は、静電気が起きやすく花粉が引っ付きやすくなってしまうので注意です!ダッフルコートやマフラーなどはウール素材がたくさん使われているので気をつけましょう。

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花粉症の対策は早めに!

花粉症の症状が出てから処方薬を飲んでも遅いくらいなので、花粉症だとわかっている場合は早めに病院に行って花粉症の薬を飲んで、症状が出てくる前に早めに対処しておきましょう!

花粉症になってしまうと症状も中々良くならないので、早めに自分の花粉症の時期や症状を把握して早めに対処し、外出するときなどは服装などに気をつけて少しでも花粉をつけないように気をつけたいですね!

早めに対処すればするほど効果もあるので、放置せずにまずは病院に行きましょう!

私の旦那はずっと花粉症で苦しんでましたが、病院に行って薬をもらってから「もっと早く行けば良かった」ってずっとぼやいてたぐらいです。