夫婦仲があまり良くない人の話を聞いてると、相手に不満を言ってないって事が多いのではないか?とふと先日気付きました。
愚痴を周りには言うけど「それって相手に言ったの?」って聞くと2パターンの返事が来る。
- 言っても聞いてくれない
- 言えない
このどっちかなんですね。そして今回思ったのは「相手に不満を言えない(言っても聞いてくれない)夫婦関係なんて終わってるよね」って話です。
夫婦間でそれが言えないのはちょっと辛すぎますよね。
スポンサードリンクもくじ
結婚生活に不満はつきものである
当たり前の話ですが共同生活に不満はつきものです。
個人的には色々な場所で団体生活をしてきて感じた事が一つあるんですが、それは不満は100%出て来るものである。と言う事です。
例えば今持っている不満を総て100%完璧に解消するとします。しかし解消すると新たに別の事が不満になってくるんですよ。人間ってそういう風に出来ています。
甘いモノが大好きな人が毎日甘いモノを食べ続けてたら、そのうち「甘いものの中でもこれは食べたくない」ってものが出現してくるのと同じ現象です。
昔の職場で経験したんですが、とある人にめちゃくちゃ嫌われていた人が辞めた後、その人にとって平穏が訪れるのかと思ったら、今度は別の人を嫌いだした事がありました。
それを見て本当に「ああ不満が本当の意味で解消される事ってないんだなぁ」と実感しました。
これは自宅内でも一緒だと思う、人が集まれば必ず誰かが悪者になる。マジでそんなもんだと思う。もちろん職場でも一緒なんですよね。悪者って存在はそれはそれで必要な存在なんです。
不満は冷静に話し合う事が大事
僕も別に奥さんに対する不満がゼロって事はありませんが、不満がある点は必ず本人に言います。
でもその際に怒る事はしません。
「最近これあんまりやってないよね、なんで?」って理由を聞いて、その理由が納得いくものなら「これもやって欲しいから、覚えておいてくれると嬉しい」って一応言うだけは言う感じ。
そして実際にそれをやってくれたら必ずお礼を言うようにしています。
不満を言う事を抑えている人って、相手に伝える時点で既に怒ってるんですよね。
怒って「こういう所が嫌いだ!」って怒鳴ったら相手は聞いてくれません。
その時点でもう夫婦関係が冷めてしまいます。突然ブチギレて「アンタのここが嫌いなのよ!」って言われたら、相手の事を嫌になりませんか?要は言い方ですよね。
隠れて愚痴を言っても変化はない
よく見る隠れて愚痴を言っている人ってなんで言ってるのか僕は理解が出来ません。
不満があるのならちゃんと相手に言うべきだと思うし、解決が出来なくてもある程度の終着点をお互いに模索するべきです。
愚痴は言うだけ無駄じゃないだろうか…愚痴を言うぐらいならスポーツして発散した方がよっぽど効率が良いって思う。
夫婦はお互いに支えあうべき
夫婦間でお互いに不満を伝えて、お互いに出来る限りの対処はする事が大事なのではないでしょうか?
片方が無理をし続けたら関係ってのはいずれ絶対どこかで破綻します。
僕も夫婦間で気を使いまくるのは嫌なので使いすぎる事はしませんが、相手に言われた事は極力は対応するようにしています。
片方が無理をする関係なんて悲しいし、何より愚痴や不満を相手に伝える事が出来ない関係は寂しすぎます。
僕ならそんな関係になった時点で家に帰りたくないです。
家に帰りたくないって思う時点で人生の価値が大幅に薄れると思うし、そんな状態にならない努力が必要だと思います。
子供目線でも、喧嘩の多い両親は本当に嫌です。両親の不仲ほどのストレスはありません。
親はもっと家が休まる場所にする努力をした方が良い。実はそれが一番子供のためにもなるんです。
子どもが楽しみにしている旅行中に夫婦喧嘩する親は最悪だって話
家は休まる場所にしよう
繰り返しますが、普通の人は外で仕事をしたり学校に行ったりして、疲れて帰宅するわけです。
家とは休憩場所なんですよね。その家で「あーしなさいこうしなさい」って言われてもストレス。両親が喧嘩を始めてもストレスです。
一番良いのは夫婦が不満をお互いに話し合い解消する事ですが、それが無理なら一緒にいてお互いに幸せなのか、疑問です。
人によって夫婦の関係性のバランスは違います。旦那も家事をやるのが当たり前だったり、旦那は仕事に専念してくれれば良かったり、家事じゃなくて育児を手伝って欲しかったり、嫁にもっと家事を頑張って欲しかったり、夜の夫婦生活に不満があったり、夫婦になれば色々あるでしょう。
でもその各々の納得がいく終着点をお互いに話し合う事が出来ないのは、本当に悲しい事だし寂しい事だと思うんです。
問題の解決は人間として必須の能力
世の中で生きてくには「問題を解決する能力」が必須です。
仕事をしていく時でも、何かを作り上げれば100%問題が発生して、その問題を解決する能力が仕事で求められるわけです。
だから「問題を解決する能力」は人間に絶対に必須なだと僕は思います。
夫婦間に問題が起こるのは当たり前で、その問題をどのように解決するのか。
完全に放置して愚痴を言うだけでスルーして溜め込ませるのか、お互いに話し合って解決する努力をするのか、お互いの妥協点を探すのか、そういう「話し合い」は絶対必要だと思います。
だから「ここを直して欲しいんだ」って言って、もし相手がそれだけで激怒する場合はまともな未来はないと思います。
だってそこが最低限のスタートラインなんだもの、治そうと努力しても治らない場合も一緒かもしれないけど…。
「実はここに不満があるんだ」って話し合いをして、そこで解決に向けて一緒に歩こうとするのが夫婦なんじゃないでしょうか?
それが出来ない時点で夫婦としてやってくのは難しいレベルなんじゃないでしょうか…。
スポンサードリンク夫婦は本音でぶつかり合おう
ギャーギャー怒鳴り合って喧嘩をしろ…と言う意味ではなく、良い意味で本音をぶつける事が大事だと僕は思うんです。
「寂しい」「もっと構って欲しい」「一緒にいたい」などの愛情から来る不満は特に、相手に伝えて良いのではないでしょうか?
「これをして欲しい」「これが嫌だ」と言う現状に対する不満も、本音でぶつかる事が僕は大事だと思います。
怒るのとは違う
でも「これが嫌だ!」と感情的になって怒るのだけは間違っています。
怒るのではなく「ここをなんとかして欲しい」とお互いに話し合う事が最も大事。
そこで感情論で怒ってはいけません。本音でぶつかると言うのは「恥ずかしがらずに言うべき」と言う意味です。
お互いに良い意味での我慢は必要ですが、精神的に病むぐらいの我慢をしてはいけません。
結婚生活は一時の感情に流されない我慢と上手く付き合うものだと思う
本音で話し合う事が大事
夫婦の夜の生活についてもそうですが、本音で話し合う事が夫婦円満への道だと僕は思ってます。
そこで「相手に気を遣って言えない」「恥ずかしくて言えない」と言うのは損だと思います。
夫婦なのに言いたい事が言えないなんて辛すぎます。夫婦だからこそ言いたい事を言えるようにしたいですね。
何より言われた方も聞く耳を持てるようにしたいですね。
そうでないとやはり夫婦円満とはいかないと僕は思います…お互いが良い意味で本音で話し合えるようにしたいですね。
ただそのためには言い出す方も勇気が必要ですし、言われた方も冷静に受け止める器量が必要になりますね…。