はちみつ大根のレシピ…簡単に作れて即効性のある咳止めシロップ

カテゴリー: 風邪

風邪を引いたときに咳がひどくて辛い経験を誰もがしたことがあると思います。

私の子供も最近季節の変わり目で風邪を引いてしまい、咳が止まらない状態が長く続きました。

そんなときに簡単に作れる咳止めシロップ「はちみつ大根」のレシピを紹介したいと思います。

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もくじ

はちみつ大根とは

ハチミツ大根漬けは、その名の通り大根をはちみつに着けたものです。

昔から伝わってきた民間療法の一つで、喉や咳に効果があると言われています。

江戸時代の頃から、風邪薬の代わりとして使われるくらい即効性が強いものです。

私の家では家族が風邪を引いて咳がひどいときにはいつも作って飲んでいます。

大根と聞くと辛いイメージが強いですが、はちみつが加わることで緩和されるので、大根の苦味をあまり感じない口当たりの良いシロップになります。

子供でも普通に飲めるくらいの甘さになるので、大人でも子供でも飲むことが出来ます。

大根には消炎作用がある

大根の汁は辛味がありますが、実はこの辛味成分に殺菌作用・抗炎症作用が豊富に含まれています。

大根にはビタミンCがたっぷりとあるので、喉にいる細菌の繁殖を弱めてくれる働きがあります。

この大根の汁を飲むことで、喉の炎症とを鎮めてくれます。

その他にもジアスターゼという成分も入っており、消炎作用で喉の痛みを和らげて食欲増進や胃腸を整える役割もしてくれます。

大根は風邪を引いた時にありがたい成分がたくさん入っています。

はちみつには殺菌作用がある

昔からはちみつは風邪に良いと言われており、のど飴にもはちみつが入っているものも結構見かけますよね。

はちみつには、殺菌作用が含まれているので喉にいる細菌の繁殖を防いでくれます。

さらに、はちみつにはビタミンやミネラル、グルコン酸やオリゴ糖などがたくさん含まれているので免疫力を高めるものとしても有名です。

はちみつは薬ではないので、薬が使えない妊婦さんでも咳止めとして使うことが出来るので風邪のときには大活躍します。

そして、抗炎症作用を持った大根と殺菌作用を持つはちみつを合わせたものが「はちみつ大根」です!

はちみつ大根のレシピ

はちみつ大根に必要な材料はこちらです。

これだけでできちゃいます!

ではさっそく作り方を書いていきます。


まず大根とはちみつを用意します。

作りたい分だけの分量を揃えればいいので、この分量じゃないとダメ!とかそういうのはありません。適当です。


大根の皮を全部剥いていきます。

今回私が使った大根がちょっと古いもので切りにくかったのでガタガタになってますが、普通に皮をむきましょう。


次に薄めの輪切りにしていきます。

輪切りにしたらさらに小さく切っていきましょう。小さく切ったほうが大根の汁がたくさん出ます。

ただ、小さくするとその分大根の辛味も増えてしまうので辛味が苦手な人は注意です!


切ったらこんな感じになります。

写真のようにタッパーや蓋のあるビンなどに入れましょう。


大根を入れたらその上からまんべんなくはちみつを入れていきます。

全体に絡まるように入れていきましょう。不安な場合は、はちみつを入れた後に蓋をして振って混ぜましょう。


はちみつを入れた後ははこんな感じです。

私はそんな大量に作らないのではちみつも3分の1浸かる程度にしか入れませんでした。

これだけしか入れなくても、大根の水分が出ると結構増えるので大丈夫です。

このまま2~3時間置いておけば完成です。


3時間後のハチミツ大根です。これで完成です。

辛味も全くなく、かなり甘いシロップになりました。子供も喜んで飲んでくれそうです。

1日3回飲むことで、翌朝に効果を実感出来ると思います。喉が痛い場合は続けて飲むようにしましょう!

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はちみつ大根の飲み方

はちみつ大根のシロップははそのまま飲んでも良いし、炭酸やお湯で割っても美味しく飲むことが出来ます。

私は本当に喉が痛くて辛い場合は、そのまま飲むようにしています。寒い時期はお湯で割ると身体も温まるのでオススメです!

普通に割って飲むのに飽きたら、生姜をプラスしてみたりレモンを入れたりしてアレンジをして楽しむのもありです!

はちみつの風味が苦手…という人は、ヨーグルトにはちみつ大根のシロップをかけて食べるのもオススメです!

大根は漬物にしよう!

汁を出してしまった大根は、捨てるのももちろん良いのですがせっかくなので漬物を作りましょう。

はちみつが染み込んでいるので甘さはあるので、塩を振って揉み込むだけでべったらのような味になります!

何かとあると便利な漬物なので、ぜひそのまま食べてみてくださいね。

3日以内に飲みきろう

はちみつ大根は長持ちはしません。

なのであまり大量に作ってしまうと残ってしまったり腐ってしまう可能性があるので、飲みきれる分だけ作るようにしましょう。

はちみつ大根は、冷蔵庫で保存して長くても2~3日で飲み切るようにしましょう。

はちみつ大根を作るのは簡単なので、毎回必要な分を作って飲み切るくらいのほうが良いかもしれませんね!

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1歳未満の乳児には与えないように!

大人にも子供にも効くはちみつ大根シロップですが、1歳未満の乳児には絶対に与えないようにしましょう!

はちみつは生なので、はちみつの中にボツリヌス菌があると乳児は「乳児ボツリヌス症」を発症してしまう危険性があります。

成人は耐性があるので大丈夫ですが、乳児の場合はまだ抵抗力が弱いために体内に入ると菌が繁殖する可能性があります。

最悪の場合、死に至る可能性もあるため1歳未満の乳児にははちみつは与えないように注意しましょう!

1歳を超えると問題はないので、はちみつ大根シロップを与えても大丈夫です。

手軽に作れる天然の咳止めシロップ

はちみつ大根は、はちみつと大根があれば手軽に作れて即効性もあるので病院に行く時間がなかったり、薬をあまり飲みたくないという人にオススメです。

薬ではないので絶対に症状が良くなるとは言い切れませんが、今まで私は、はちみつ大根で咳が良くなっているので試してみる価値はあると思います。

薬が飲めない妊婦さんや小さい子供でも飲むことが出来るし、健康的にも良い成分がたくさん含まれているので季節の変わり目などで風邪をひきやすい方は天然の咳止めシロップをぜひ試してみてください。

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